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紛争でしたら八田まで11

コロンビア編。

けっこうガチな感じの紛争です。コロンビアって、コーヒーという印象しかなかった。
連鎖はわかっていても、なかなか断ち切れないものです。まして、犠牲がでれば余計に。

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紛争でしたら八田まで10

選挙の話は、この手の賢く渡っていくお話の暗黒面といってもいいと思います。だって、そこで使われている方法が、搾取や強要に使われないとは限らない。というか、そっちの方が多い気がする。
だからこそ、知っておかなければならないということもあるのだけれど、それを使ってもいいのかというのは、わたしにとっては、「うーん」と疑問です。

考えるきっかけとしてはいいけれど、割と案外、その方法は、生のままのナイフとして使われて人を傷つけている気がします。

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紛争でしたら八田まで9

地政学が、戦争の道具的な側面もちょっと見えてきた感じがします。

これ、理想を描かずにただ利用するだけだと、かなりひどいことでも、最低限の被害におさえられたと自分にいいわけしながら動きそうでちょっと怖いですねぇ。

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紛争でしたら八田まで8

韓国編。
このあたりの話を読んでいると、やっぱり危ういバランス感覚だなぁとも思う。

どれだけリスクを想定して準備できるのか、現状の読みが的確か、万能でないならどこかでほころびが生じる。
これを仕事にするのは、なかなか、ある意味の冷たさも必要かも。それを対比するための「敵」なのかなぁ。

このマンガ読んでいると、こういうリアルな話を読みたいと思っているのに、いざ、リアルな話になると、ちょっとウッとなっている自分がいて反省している。

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紛争でしたら八田まで7

パキスタン編、そして、またまた、暴走族抗争編。
うまくいくかどうかは、いつも、めちゃくちゃタイトロープの綱渡りという感じです。

八田がいるあいだはいいけれど、これ、いなくなって長く維持できるものではないですよねぇ。状況自体が、かなりのスピードで動いている。
根本解決というよりは、その場しのぎな感じがします。でも、それでも、それがなくて悪くなっていくよりはいいのかも。