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comic新現実5

裏表紙の「新世紀エヴァンゲリオン」のコミックの広告のアスカを見て、この線は、卑怯だと思う…。

なんだろう?物語の中に、「男の子の夢の女の子」と「生身の女の子」がいて、多分、このアスカとかは、どっちかというと、理想の方に傾いていると思う。
でも、男の子の思惑通りに動かない「何か」を感じさせる絵です。

少年マンガは、どっちかというと、「理想」を追いかけるので、こういうのがかけているのは少ないです。

あと、鈴木 邦男、右翼でもなんでもない、けっこういい人に見えるという……。

夢枕獏,読書マンガ,夢枕 獏,文春文庫,文藝春秋,陰陽師

陰陽師 太極の巻

「二百六十二の黄金虫」は、「陰陽師」の1冊目を読んだときの気分を思い出させる一編でした。

以前は、けっこういろいろな物語の運び方があったのですが、最近は、もう完全にパターン化しています。
意識してそうなっているというよりも、落ち着くところに流れたら、こうなったという感じでしょうか?

ところで、博雅って、歌がさっぱりわからないっていう設定なかったですっけ?
それは、マンガだけだったかな?

山岸凉子,読書アラベスク,マンガ,白泉社,白泉社文庫

アラベスク3 第2部 上

文庫本は、4巻にわかれているわけですが、こうやって4巻にきると、ちゃんと巻の終わり終わりが物語の大きな区切りになっていて、山岸凉子が、計算し尽くしてこのマンガをかいていたことがわかります。

今の「舞姫 テレプシコーワ」も、長いからそういう構造的なものは見えてこないけど、まとまったら、しっかりとわかるのかもしれません。

大暮維人,読書エア・ギア,サザエさん,マンガ,大暮 維人,講談社,講談社コミックス

エア・ギア11

こういうイベントをちゃんと忘れずに絡めてくることが、このマンガのうまいところです。

しかし、スポコンあり、サザエさん(笑)ありで、なかなか笑える贅沢な巻でした。

京都は、身近なので、思い入れも強いしね。

大暮維人,読書エア・ギア,マンガ,大暮 維人,講談社,講談社コミックス

エア・ギア10

いろんなマンガの要素が、うまくブレンドされている贅沢なマンガだなぁというのが、「エア・ギア」の評価です。
まあ、やっていることはかなり超能力的なものなのですが、それでも、どこか、日常的なものを引きずっているところも、けっこう好きです。

前巻でひとまずバトルが終了して、今回は、ちょっと休憩みたいな感じです。

脇役も、けっこう動いていて、そこでまた成長の物語がみられたら楽しいなぁと思います。