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太平記 下 マンガ日本の古典20

太平記、完結。
武家は、最後は内紛になってしまうなぁという感じです。

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王朝国家と摂関政治 新装版マンガ日本の歴史6

藤原氏の台頭から全盛へ、そして、貴族の時代から武士の時代へと。
うーん、武家がクローズアップしてくると、ちょっと辛い時代だなぁと感じます。

米沢嘉博,読書ドラえもん,マンガ,松本 零士,永井 豪,河出文庫,河出書房新社,米沢 嘉博,藤子不二雄論

藤子不二雄論 FとAの方程式

僕らよりも、ちょっと上の世代の藤子不二雄論。
僕らは、ドラえもんの連載あたりで生まれた世代なので、まさに、藤子不二雄全盛期だと思っているのですが、上の世代にとっては、ちょっと成熟しておとろえが見えてきた時期だという話は、世代によるギャップで、ビックリしました。

実感として、確かに、F氏とA氏に分かれたとき、わたしも、

「マンガによって、それぞれが完全にわかれてかいていたということを、なんで今までわからなかったんだろう」

と思ったこともあります。
自分の好みをみればF氏の作風であり、本棚を見れば藤子不二雄名義でも、F氏の本ばかりが並んでいました。

ごく普通にそこにあるものは、なかなか語られにくい。
そういう意味では、永井 豪や、松本 零士、花の24組以上に、いつもそこにあったのが藤子不二雄のマンガで、実は、いろんなことをそこから吸収しているのは、ふり返ればよくわかります。
そして、この二人がペアであったことの意味は、これを読むと少し見えてくるかもしれない。

山田英生,読書ちくま文庫,ビブリオ漫画文庫,マンガ,山田 英生,筑摩書房,諸星 大二郎

書痴まんが

マンガ好きは本好きということで、「ビブリオ漫画文庫」に続いて「書痴まんが」。
本にまつわるお話は、やっぱりおもしろいのです。諸星 大二郎の表紙もいいしねぇ。

山川 直人「古い本」とか黒田 硫黄「男と女」とかは、多分、こういうアンソロジーじゃないと読めない(読まない)ので、そういう意味でも貴重です。

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延喜の治と将門・純友の乱 新装版マンガ日本の歴史5

前半は、菅原 道真。
「応天の門」の若者が、どう育って妻いっぱいになっていくのか、楽しみが増えました。
まあ、あの道真も、在原 業平と仲良しですしねぇ。モデルとしては十二分(笑)

後半は、将門・純友の乱。
ということで、武闘パートです。
まあ、伝説などもまじえて、できる限り市井の人々の視点から語ろうとしている感じですが、やっぱり、ダイジェストを読んでいる感じはしかたがないですねぇ。