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クジラの子らは砂上に歌う2

泥クジラが、襲撃をうける巻です。

長老会が知っている真実を、いつ一般人は知らされるのかという問題がありますねぇ。
タイシャは、知っていたのか、知らなかったのか?
スオウが首長になった時点で知らされなかったということは、タイシャも知らなかったということかなぁ。でも、自警団の団長は、いろいろなことを知ってそうです。そう考えると、スオウはただ単に伝える暇がなかったとも考えられるし。

テレビよりも、やっぱりお話が詳しいので、わかりやすいです。

そして、「あとがきまんが」の作者のめんどくささは、健在。これはこれで、1つの物語になっていて、素敵です。

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クジラの子らは砂上に歌う1

消えたので、書き直しです。

本屋で見て、気になっていたんです。あらすじ読んでも、けっこう面白そう。
で、アニメ化していたのを見て、おもしろかったので読んでます。

アニメよりも、やっぱり細かいところがかけるのがいいなぁと思います。

あと、あとがきを読んで、この作者の「めんどくさい」ところが、とてもいいと思います。
本当はこういう世界なんだけれど、物語にするにあたって、こういう話にしましたみたいなことが書いてあるのです。もしかしたら、担当との葛藤かなとも思えるのですが、歴史が物語として受容されていくプロセスみたいなものも、書き出したいのかなぁという感じもして、凄いです。

そして、この絵。どっかで見たことある絵だと思ったら、「幻仔譚じゃのめ」の人ですね。まったく、気づかなかった。

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アンの世界地図4 It’s a small world

物語の底には流れながら、不思議なことなどなかったように物語が進んでいく。
こんかかき方が、あるんや(驚)

そして、めちゃくちゃ言いながらだけれど、あおいちゃんの

「一家だんらんをしようって…」

とか、

「代々うちの女に惚れるって決まってるんだ」

とかは、なんか完全にアンを身内だと思っている発言に聞こえる。

そして、物語は秘密に触れる。
次の巻で、完結です。

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アンの世界地図3 It’s a small world

2巻で急展開にひっくり返ってしまいましたが、3巻でその回想編が終わります。
そして、実はもう、最終巻まで読んでしまってしっているのですが、この後、この人たちって……という展開で。すごいわ、吟 鳥子って。はじめて読んだけど。なんという潔い。
でも、この回想編がいらないかというと、絶対にそんなことはなくて、ものお話の真ん中にあるんですよ。

なにコレ。本当に、20話から21話の変わり方も、もうこれすごいばっかり言ってますが、すごい。読まないと、説明だけでは絶対に伝わらないです。

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天空の玉座1

今回は、史実がらみではない感じです。でも、中国もの(笑)
そして、わたしは、「天空の玉座」という題名だけを聞くと、なんとなく「アンジェリーク」とか恋愛ゲームを思い浮かべてしまいますが、なかなかに、宮廷はドロドロで、ハードです。話だけ聞くと、「それ本当に少女マンガ??」って思うよ。
後宮を舞台にしていて、宦官とかバンバン出てきます。

青木 朋の主人公って、ひねくれた子が多いですが、今回は直情型の少女です。まあその分、男が全部(宦官含めて)ひねくれてるっちゃあひねくれてますが。
ちょっと、「蒼のマハラジャ」を思い出されてくれるところもある。

まだ1巻しから読んでないけど、名作の匂いがする。