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知ってるつもり 無知の科学

大変、真面目なお話でした。
もうちょっと、茶化した「実はこうなっているの知らなかったでしょう」みたいな雑学的な本かと思っていたけれど、掃いたツバが自分に返ってくるような哲学的なお話でした。

まあ、そうやって無知であるにもかかわらず、知ってるつもりになって生きていられるからこそ、人間は、しあわせに生きていけるんだろうなぁとも思います。

鬱のお話を読んだときに、基本的に世界の状態というのは、普通の思考力があれば鬱になってしまうぐらいに心配事がたくさんあって、実は、それを気にしないぐらいにわたしたちが鈍感で考えなしで楽観的だからこそ、普通の人は生きていけるんだよみたいな話があって、それとちょっと似ている。

まあ、それは、周りで生きている人間とか、社会に対する信頼でもあって、そうして、人間がみんなお互いを補い合いながら生きている。

だとすれば、この哲学の行き着く先って、けっこう明るいと思います。

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流浪の皇女 グイン・サーガ144

弱い人間は、翻弄され続ける。
まで、シルヴィアが、自分の意志で悪であったり、売国妃であろうとしているのならば救われるんですけどね。

でも、いつか、この平凡な女の子が、例えばヴァレリウスの救いになったりしないかなぁと無想もしています。

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ウィッチャー5 湖の貴婦人

電子書籍を読んでいる時はそうなのですが、特にアレクサに読んでもらっていると、あとどれぐらいのページが残っているが全然わかんなくて……。
5巻の途中で、ものすごい血みどろの大戦闘があって、それが終わってちょっと落ち着くところがあって、そろそろ終わりかなぁと思っていたら、終わらない、終わらない。もう、ビビるぐらい終わらなくてビックリしました。

でも、それを読みながら、あぁ、物語に一区切りがついても、彼らの人生は続いていくのだなぁと感じました。

ゲームは後日譚?
えっ?

ちょっと、興味が出てきました。
ネトフリ版のドラマも楽しみです。

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翔けゆく風 グイン・サーガ142

五代グインが続きます。
ヤガの話から、カメロン、スーティのお話。でも、これってメインストリームではないっていえばないんですよねぇ。
充分に面白いし、先も知りたいですが。

五代さんが、メインもつなげて書いていくのかな。

まあ、グインのお話が途中でどっかにいっちゃうのは、栗本グイン・サーガでもよくある話でした(笑)

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星を墜とすボクに降る、ましろの雨

まあ、題名からして、いい感じで中二ですよねぇ。
しかもコレ、感情表現が下手な「ボク」ッ娘の一人称の悲恋小説なんですよ。
刺さる人間には、デキはどうあれとにかく刺さる(笑)手にした時点で負けている。

いや、これはバカにしているのではなくて、こういうは必要なんだと思います。

ラストの選択も好きですよ。
「考え方の違う人の考えを尊重する」というのはきっと、「自分の思う形で幸福にいてもらう」ということとは違うことは多いのです。
「暗闇の速さはどれぐらい」と同じように、読者にとっては違和感を感じるかもしれない。それでもそれは、当人が自分でその時の気持ちを最大限考えて選んだ選択なのです。