ふたつのスピカ2
ほのぼのした絵柄や、シュールな展開に騙されがちですが、実は、けっこうハードな話です。
それぞれに事情があるけれど、それを知っていくスピードというのは、ゆっくりなもので、もしかしたら、知らないままで別れていってしまうかもしれません。
ほのぼのした絵柄や、シュールな展開に騙されがちですが、実は、けっこうハードな話です。
それぞれに事情があるけれど、それを知っていくスピードというのは、ゆっくりなもので、もしかしたら、知らないままで別れていってしまうかもしれません。
気になってはいたのですが、NHKのドラマでやっていて、ちょっといい感じだったので購入。
まあ、ドラマは見続けるなんてことは、不可能なのですが。1
ドラマを見てたときの印象は、岩本 隆雄の「星虫」を思い出していました。でも原作は、絵の印象は、フワフワで、テレビドラマほどギスギスした感じではないです。
そして、それなのに、ピンとした張り詰めたものがあって、いい感じです。
うん、多分、NHKのドラマは、なにもかもを詰め込みすぎだな。
人の成長の物語って、真面目に語るには、それなりのそれにふさわしいスピードがあるのだと思います。このお話は、この原作のスピードが、ちょうどいい感じです。
プロレスファンのプロレスファンによるプロレスファンのための「こうあって欲しいプロレス」。
まあでも、あの平成元年の熱さを知らないと、楽しめないか……。
しかし、こうやって、これを書ききってしまうと、テーマがかぶってくる「餓狼伝」とかは、書くテンションが墜ちてくるんではないかと心配してしまいます。
実際、執筆スピードは、墜ちている気がするからなぁ。
まあ、なんというか。老人でも、元気な金持ちという話かな。
そういう世界のことは、わからんなぁ。
しかし、まあ、マグロの表面ヌルヌルから、よくこんなこと思いつくなぁ……と。
そして、これで水泳編は終了のようです。
なんか、まだ、続きそうなのに、ハイ次に。これが、長続きの秘訣かも。