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Dr.コトー診療所7

たまたま、コトー先生が優秀で後遺症が残らなかったからよかったものの……。
ホンマにこのマンガ、この人の超人的な腕前だけにたよってるなぁと思います。

ということで、江波都先生に注目(笑)

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Dr.コトー診療所6

コトーさんのことはどうでもよくって(笑)、和田さんとタマちゃんのお話がよかったとい…。
いや、ストーリー的にそうなるのは見えてたんだけど…。

好きなパターンの話というのは、あるのだよ。

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Dr.コトー診療所5

Dr.コトーは、完璧すぎです。
絶対に、失敗をしないし、完成された人間なので、成長もしません。
そのあたりが、わたしがこのマンガに感じる不満のようです。

あの自分の腕に対する傲慢なまでの自信は、どこから来るのだろう。
これを読んで、Dr.コトーあこがれた孤島の医師の人(夢と情熱をもつ若者。もちろん、いいひとだ)が、

「本島まで、船で6時間かかります。ここで、手術しましょう!」

とか、勘違いして言い出したらイヤだ……。

あと、このマンガ読んだ孤島の患者さんが、

「人工心肺を使用しなくてもキャブ手術はできるはずだろう。どうして、やってくれないんだ!」

とか、言ったりするのも、こわい話だなぁ。

いや、もちろん、笑い話のたぐいなんだろうけど……。

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Dr.コトー診療所4

ここまで、わかりやすいもんではないと思うし、だからこそ、難しいんだけどねぇ。

医局の話も、孤島の医療の話も。

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Dr.コトー診療所3

孤島で、そんなに奇跡の腕を披露する機会があるのは、イヤだ。

そして、2億円の機械。いや、コトー先生は、なんにも、悪いことはしてないですよ。彼の情熱にほだされて、政治家さんが勝手におくってくれただけですから。
彼は、その金がどんな風に出てきたかなんて、全然、意識していないです。

目の前にあるもので、目の前の患者を助けるだけですから。

うーむ。この人には、自分のミスを乗り越えてもらいたいもんだ。