キングダム58
いや、青年誌に載っているけれど、ゴリゴリ王道の少年マンガだなぁと読むたびに思わされます。
「いやぁ、理系なのですべて計算づくでかいてます」
みたいなことを前の方の巻で作者がいっていたが、絶対、違う気がする。
これ、理系の結論か?
でも、物語としてはとても正しい。物語としての正しさを理系として追求しているのか?
ん?
ループを断ち切ろうとした話を知っているぞ……。
と思って、考えていたら、たがみ よしひさの「化石の記憶」だった。1985年。ループ物なんて言葉ができたのは多分2000年代だと思うから、その天才に震えます。
まあ、あれは今回ループから逃れることができなかった。でも、なんかいもループするうちにきっとほころびが……。それを信じてループを続けようみたいなラストでした。
で、そのループを回避するほころびはなにかという、たがみ よしひさが出した宿題を、延々と探し続けることで今のループ物の流行があるのかもしれない。
これも、そんな話の1つじゃないかと感じながら読んでました。
誰が見ても、若干キャラのデザインが被っているよねぇという2人のコラボ。
こっちは、「ケーブル&デッドプール」ほど気があっている感じではないですね。
というか、デップーと気があうケーブルって、凄いな。ただものではない。
最初のタイムトラベルする話は、まあまあおもしろかったけど、後の話は、共演というだけで、話はめっちゃ途中から始まって、めっちゃ途中で終わります。
まあ、昔に比べれば情報も豊富だし、買い切れにない読み切れないほどアメコミが日本で出版されているとはいえ、やっぱり越えられない壁はあるよねぇ。