奈津の蔵2
鉄の桶ができて、村に電気が通り、人の暮らしはほんとうに暮らしやすくなって、豊かになったんだろうか?
難しいところだと思います。
鉄の桶ができて、村に電気が通り、人の暮らしはほんとうに暮らしやすくなって、豊かになったんだろうか?
難しいところだと思います。
この男が、なんで、これだけ周りの人間に不幸に巻き込みまくりながら、自分だけがヘラヘラとおいしいとこ取りして生きていられるのか不思議です。
ちょっと反吐が出ます。
周りの人間が、巻き込んだ主人公を責めないのは、「主人公のやりたいことを理解していた」ということで、実は、わたしとしてはその部分がすごくうらやましくて嫉妬しているからこういう結論が出てくるのかもしれませんが……。
だって、この男、失業したとき落ち込んでるのも、自分の失業についてだけじゃないですか。
最後に偉そうに、
「だから医師と患者・家族をつなぐ間に俺達がいるんス!!」
なんて、偉そうなことを言っていますが、お前って、ただの見習いじゃねえか。しかも、今まで、つないだ事なんてないじゃないか。
実践を伴わない理想、しかも相手の反論を許さない理想というのに、わたしはとっても疑問を感じます。
高田 裕三 / 講談社(2003/11/06)
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癌はけっこう身近な病気だけに、重いです。
身内には、見せられんマンガになってしまっています。
しかし、現在、癌治療中の人がこのマンガを読んだら、どう感じるんだろう。
連載の扉とか、コミックにも、注意書きは書いてあるけれど、反応はプラスだけではないはず。
書く方も辛いのか、けっこう連載も休み休み続いています。
1回なんか、目次に載っているのに掲載されていないなんてことがあって、ビビりました。
もしかすると、出版社サイドからしてみたら、無理してまで載せたい内容ではなくって、そういう圧力もあるのかもしれませんねぇ。
多分、奇跡は起こらないとして、いったいどこに物語をもっていってくれるんでしょう。
次巻、「がん医療編」完結とかかいてあるのですが、とても、あと1巻でおさまるとは思えない内容です。
しかし、厚生省の作ったシステムというのは、薬害エイズのときといい、腐ってるな。
赤壁以後、「龍狼伝」の世界とこっちの現実は、歴史が変わっていたのですね。
今回のインタビューを読んで、はじめてそのことに気付きました。
いや、仲達と曹操が戦うのって、へんなのぉ。大胆な独自解釈というヤツかと思っていました。
ということで、もうすっかり三国志ではなくなっていたわけですな。
しかし、30巻というのは、なかなかすごい。