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彼氏彼女の事情21

いよいよ、最終巻です。

浅葉編は、もうちょっとしっかりと浅葉の姿をかくのかと思ったけれど、モヤモヤとした感じでありました。
なんか、あのわりとくっくりとキャラクターの輪郭のある物語の中で、わたしにとっては、浅葉だけが、ちょっと謎なキャラクターでした。
えーと、裏表があるのに、裏がかかかれなかった気がします。

そして、最終回。
なんか、長くてかききったなぁという感じでよかったです。

わたしも、一瞬、信じてしまいましたよ~。
でてきた瞬間から、

「えーと、この髪の色は、あの人だよねぇ…」

と、けっこう見事に騙されました。いや、あとの回想シーンで、気づきましたが…。

ところで、咲良ちゃんのダークサイドは?
ない?いやいや、あの2人の娘ですよ(笑)
そうか、浅葉は、ここで、つかまったというか、着陸したんだ。

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ボクを包む月の光1 ぼく地球 次世代編

それからの「ぼく地球」です。

うーん、物語としては、可もなく不可もない出来です。
いや、ちゃんと泣けるし、多分、いい出来なんです。でも、なんか、窮屈な感じをうけてしまいました。
「ぼく地球」のキャラクター達の大きな物語自体は、やっぱり、「ぼく地球」で終わっているんだろうなぁと思いました。

そして、次世代の子どもたちの物語をかいていくには、ちょっと、「ぼく地球」という世界の制約が狭い気がします。

前世の人たちは、今にかかわってくるべきではないなぁと思ったりしました。もちろん、「ぼく地球」のときは、結びつきが強すぎて、かかわらざる得なかったのですが。

今回は、ちょっとかわった親たちが、子どもたちにかかわれれば、それでいいのだと思います。

そうして、それにあがいたりする子どもたちの物語なら、けっこう読みたいかも。

蓮くんも、カチコちゃんも、いいキャラクターだと思うので。

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デーモン聖典6

どっかの時点で、性格が変わっているとしたら、デーモンに取って代わられている可能性はありそう。

レッド・ドラゴン?
鎖は、忍ちゃん?

なんか、そんな展開も、おかしくなさそうですねぇ。

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遙かなる時空の中で10

「うつほ」って、いい言葉ですねぇ。

ロボ(泰明)は、冷静なところが人気があるのだと思っていましたが、永泉なみに、グラグラしていて、おもしろいわ。

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輝夜姫27

そういえば、ミラーさんだけが、本体の中からよみがえったのではなくて、本体に命をたすけられたんでしたっげ?
だから、彼だけは、ドナーとしての意識が消えなかった。

そして、キレイに完結したように見せて、最後にダメージの大きい爆弾をもってくるのは、「月の子」のときと一緒ですねぇ。

年月が過ぎて年老いていくことは、まあ、仕方がないのだと思います。
でも、最後に、あの言葉を言わせるところが、清水玲子のリアルさというか、救いのなさですねぇ。

ところで、エドワードは、どうなったんでしょう?