石井いさみ,読書石井 いさみ,秋田文庫,秋田書店,750ライダー

750ライダー3

このあたりから、ほのぼの路線に。
ほのぼの路線になってからは、けっこう、グダグダした話です。でも、だからこそ長く続いたのかも。

しかし、ひかるの委員長に対する態度は、ちょっと、亭主関白な人みたいで、酷いと思った。
時代なんだろうねぇ。

和田慎二,読書和田 慎二,恐怖の復活,明日香シリーズ,秋田文庫,秋田書店,ARIEL

恐怖の復活

うーん、この人の短編は、どうなんだろう。
「スケバン刑事」とかの長編のやめられない止まらない怒濤の展開が好きなだけに、微妙なものがあります。

でも、「明日香シリーズ」とかも、短編からはじまったのですよねぇ。だから、この不満は、「もっと読みたい!」「続きを読ませろ!」という不満なのかも。

本人が、楽しんでかいているのは確かです。

ラムちゃんシリーズ、「ARIEL」よりも前の作品なのですね。
こんな発想をする人間が、何人もいるとは……。

手塚治虫,読書手塚 治虫,秋田文庫,秋田書店,BLACK JACK

BLACK JACK 16 The best 12 stories by Osamu Tezuka

久方ぶりに、この名作を読んで感じるのは、1話1話が、けっこう短いことですね。
それなのに、内容は、みっちり詰まっている。

もちろん、「なんで、この人ここにいるの」みたいな説明足らずのご都合主義的な展開は、たくさんあるんだけれども、物語の大切な部分というのはそこではなくって、人と人が会ったところからはじまるともいえる。