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越境者 松田優作

これが、真実の松田 優作……かどうかは知らない。
松田 優作の妻だった人が書いた人のドキュメンタリーというか、評伝。

自分の夢を犠牲にしての内助の功は報われず、若い才能のある女とデキて出て行った男のこと。でも、彼を作り上げた一部は自分であるという自負もある。
そして、けっして憎んでいたわけではない。
これはあくまでも、そんな松田 美智子から見えた松田 優作。

でも、ぼくらがテレビや映画を通してみている松田 優作よりも、多分、リアルな証言なんだと思います。

狂気のようなコンプレックスと、すべてを犠牲にして一つのことに賭ける思い。

と書けば、かっこいい。
でも、犠牲にするのは、自分だけでなく周りも一緒くた。そして、息切れした人間にかける言葉が、

「あいつは、もうダメだ」

ひでえと思う。
自分の半分ぐらい体重の女性を殴りつけて、

「殴った方がいたいんだ」

なんてことをいう馬鹿が、本当にいるということにビックリする。

それでも、えてして、強力な個性カリスマというのはこんなものか?

そして、その狂気があったから、スクリーンのなかの彼は、光を放ち続ける。

原哲夫,武論尊,読書バンチ・コミックス,北斗の拳,新潮社,蒼天の拳

蒼天の拳22

「蒼天の拳」完結。
もう、戦いは終わってて、後処理だけの1冊でした。

「北斗の拳」は、ケンシロウが一人で広野に消えていって終わりでしたが、これは、仲間と一緒の大団円。
大人の余裕が感じられます。
まあ、その分、まだ終わってない感というか、いつか続編かくぞ感もプンプンしています。
「魔都上海編」が終わっただけだという……。

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スパイダーマン11

これで、アメコミ新潮は、終わりです。
ものすごい途中ですが。
……残念。

いつか、日本で網羅的に、マーベルのアメコミを出して欲しいです。

まぁ、最近のおもしろいアメコミでのお客さんの入りを見ていても……売れなかったんだろうなぁ。
そして、まだ、売れないんだろうなぁ……。

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光岡 三ツ子
新潮社
発売日 : 2004-05

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スパイダーマン10

ベノム関係のお話は、映画よりこっちの方が、面白いですよね。

映画のベノムは、結局、野放しのままですし…。映画では、ヴェノムでしたっけ?

このアメコミ新潮版のグウェン・ステーシーは、魅力0で、悲しい感じです。

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光岡三ツ子
新潮社
発売日 : 2004-05

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週刊とりあたまニュース 最強コンピ結成!編

池上 彰がおもしろかったので、ちょっと時事ネタ物も読んでみようということで……手に取るのが、西原 理恵子かよ…というのは、ちょっとある。

実は、「そうだったのか!学べるニュース」の方が、わかりやすかったりします。個々の事件や出来事に対する詳しいフォローはないですので。

まあでも、世襲議員のみっともない話とかは、まったくそのとおりです。全体の考え方を改めていかないと……。