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ドクターレイクの休診日 最終戦争シリーズ6

ドクターレイクの休診日

前巻では、シリーズ暴走のきっかけは影だと書いていたのですが、正確には違いますね。
影とレイクのセットが、多分、暴走の原動力です。

両方のなんていうか、幸薄さと、関係性が、いい感じなんだろうなぁ。

ワイプ・アウト

最終戦争が終わって、人々の生命力が弱まっていって、パトロールの質自体も落ちているというのは、実は小角にも当てはまるのではないかと思っている最近です。
多分、パパの代のパトロールは、もっと優秀で、悪いことにも通じていた。そのうえで、質を保持できていたのではないかと思います。

もちろん、小角自身は、かなりマシで、その時代では市長までつとめるスーパーパトロールなのですが、それでも、前の時代のパトロールと比べると……なのではないかなぁ。

ドクターレイクの花祭り

パパの優秀さがさらに際立つ一編です。
そして、許容すべきところは許容して生きている。多分、彼は三合会がなくなって、犯罪者が野放しになるリスクの方が大きいと思っているのだろう。
そういうところが、かなわないところなのではないかと。

クレージー・ドリー

デーヴァダッタの出てこない「パトロールシリーズ」ですが、これは1番、デーヴァダッタっぽい影が出てきている感じがします。
ドリーは、すごい魅力的ですが、パトロールの質としては、やっぱり……ですよねぇ。

ゴドニー&アスール・カンパニー

記憶がなかった頃の方が、倖せそうなレイク。
エデとの出会い。

まあ、この後も、レイクはけっこう恋多き男のようですが。けっして、一途ではないのね。

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百鬼夜行抄6

似たような感じの「夏目友人帳」が、割と外に友だちを求めていく作品なのに対して、あくまでも「百鬼夜行抄」は、身内に身内にとベクトルが向いている作品みたいですねぇ。
住職はいるけど最近は出番あんまりないし、あくまで身内(と妖怪)でかためていく感じです。

そして、母、祖母の2代が最強ですな。

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でろでろ7 新装版

妖怪が、大戦争をしちゃうような話ではなくて、本当にくだらない一つ一つのことに、くだらない妖怪がいるというこの話が凄い好きです。
もともと、絵柄も古っぽかったし期待していなかったのですが、期待以上。

そして、後の巻になるほど、絵も上手くなってきて、女の子もかわいくなってきています。

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影 最終戦争シリーズ5

シリーズ暴走(笑)のきっかけとなるキャラクター影の登場です。
まあ、性格が、小角と影で本当に光と陰になっていて、そらおねぇさま方に人気がでるわという感じです。母性本能も、くすぐりまくりです。

とっくりタヌキ

実はカトマンズ移民前にも、けっこう妖怪にであっている小角ですな。
そして、ろくな目にあってないという。

きつね雨

メイン・ストーリーの小角とセラフィムのお話です。
こういうハードなお話と、「とっくりタヌキ」みたいなお話が、混在しているところが「最終戦争シリーズ」の魅力です。

ケセラン パサラン

これも、小角、妖怪に出会ってひどい目にあう話ですね。
ちょっと小角の惚れっぽくて軽薄なところも、割と一途な影に人気がでる原因かもしれません。

地平線の銀の星

これは、描かれたのは秋田書店のドン伝で、もともとはパトロール・シリーズではなかったはず。
でも、たしかにここにあった方が、収まりは良いです。ドン伝の方には影、でてこないから。

でも、実はこれを読んでも、なんでじいちゃんが、影を必要として、なにに使ったのかは良くわかりません。身代わりに殺したわけでもないので。

砂糖月ドーナツ曜日

これも、多分、パトロール・シリーズではないと思います。というか、バーツマコとダ・マーヤのシリーズですね。
最終戦争シリーズかどうかも、怪しい感じです。

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ぬらりひょんの孫17

妖怪の話で、柳田を敵方に持ってくるとは……なかなか勇気ある行動ですな。

ジャンプらしく、詰め込んできたなぁという感じですが、果たして全部に決着がつくのかどうかというのは、もう完結して残り巻数がわかっているマンガだけに心配。