佐藤秀峰,読書ブラックジャックによろしく,マンガ,モーニングKC,佐藤 秀峰,講談社

ブラックジャックによろしく7

癌はけっこう身近な病気だけに、重いです。
身内には、見せられんマンガになってしまっています。

しかし、現在、癌治療中の人がこのマンガを読んだら、どう感じるんだろう。
連載の扉とか、コミックにも、注意書きは書いてあるけれど、反応はプラスだけではないはず。

書く方も辛いのか、けっこう連載も休み休み続いています。
1回なんか、目次に載っているのに掲載されていないなんてことがあって、ビビりました。

もしかすると、出版社サイドからしてみたら、無理してまで載せたい内容ではなくって、そういう圧力もあるのかもしれませんねぇ。

多分、奇跡は起こらないとして、いったいどこに物語をもっていってくれるんでしょう。
次巻、「がん医療編」完結とかかいてあるのですが、とても、あと1巻でおさまるとは思えない内容です。

しかし、厚生省の作ったシステムというのは、薬害エイズのときといい、腐ってるな。

草川為,読書ガートルードのレシピ,マンガ,白泉社,花とゆめコミックス,草川 為

ガートルードのレシピ5

完結編の5巻は、番外編。
プッペンとマリオットのコンビが、かわいいですね。

女の子が、色っぽくないせいか(でも、魅力的です)、この人のマンガの恋愛って、なんかとってもさりげなくていいですねぇ。

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栞と紙魚子3

最初につながって、きれいにまとまったという感じですね。多分、これで、完結なのかな?
3巻目は、ちょっとドタバタが多くて、学園マンガっぽいところがちょっと少なくなったのが残念でした。

本の魚とか、尋常ではないイメージは健在。楽しい。

でも、段さんの趣味って……。

矢野徹,読書カムイの剣,ハルキ文庫,マンガ,角川春樹事務所

カムイの剣

キャプテンキッドの宝物。
だけど、「ワンピース」ってほど、海洋ロマンでもないか(笑)

キャラは、けっこう単純ですが、楽しめました。

でも、キッドの宝物を見つけてからの後半の物語運びが、なんか、ガチャガチャしているというか、あらすじ書きみたいに見えるんですが……。
ほら、大風呂敷広げすぎたマンガが、打ち切りにされるとき、その後をチャーーっといそいで書くみたいな雰囲気があるんですが?
何でだろう?

復讐は、正義だ。

には、ちょっと、ビックリしました。

カムイの剣

矢野 徹 / 角川春樹事務所(1999/02)


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ドカベン プロ野球編49

49巻ということは、とうとう、元の「ドカベン」を「プロ野球編」がぬかしちゃったということですねぇ。
そして、しかも、プロ入り8年。

48巻で3年ぐらいしかたたなかった高校野球とプロ野球とでは、漫画の描き方も違うんですね。

このあたりはさすがに、野球マンガのプロです。