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魔法陣グルグル2 9

とうとう、魔王と邂逅。
対立ではなくて、多分、どう落とし前をつけるのかというお話になっていく気がします。
まあ、正統ファンタジーなら、魔王の正体がククリとかでオチがつくけれど、陽性のこのお話だと、その展開は辛いかな。

まあでも、勇者と冒険を続けるために、魔王を産み出すとかは、あるかもしれない。

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アエカナル3

割と地道にまわりを固めていく定井さん。まあ、この性格の人なら、そら疲れ果てるわとも思います。
でも、このお話が、ファンタジーでありながら、四国とかちゃんとリアルな場所が設定されているところとかは、地続きな話として、癒やしの物語をつくろうとしてくれているのだなぁと感じます。

さすがに、3巻までくると、おだやかな気持ちになって読めます。

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魔獣結社1

「魔じん伝」(じんは神の下に人)が、ものすごくごった煮世界で格好良かったのを覚えています。もう、魔法のファンタジーも特撮ヒーローも、なにもかも同じ話にぶち込んだ感じのお話でした。
もう、何十年前だ??

その時の作者の名前は、来留間 慎一で、後で、それが、石川 賢の「魔獣戦線」の主人公の名前と同じだと知りました。
で、それと絵柄がそっくりな秋 恭摩という人がいるなぁと。それが、「魔獣結社」。……同一人物でしたか。
石川 賢がファン名前を主人公の名前につけたのかと思っていたのですが、どうやらそうではなくて、石川 賢のファンが、ペンネームとして来留間 慎一という名前を使ったが正解みたいです。

で、石川 賢と同じ雑誌に連載するときに、ペンネームを秋 恭摩に変更したと。もしかして、無断使用だったのかな(笑)まあ、もしそういう状況だったら、ちょっとビビるかも。

石川 賢ほどが、ハチャメチャにぶっ飛んではいないのですが、この人のいろんなものがまざりすぎているお話は、今のラノベにも通じるおもしろさがあると思います。

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That’s!イズミコ1 新装版

何回目のイズミコなんだか……。
それでも、描き下ろしもあるしなぁ……。
結局、大野 安之がすごく好きなんですよねぇ。

なんだろう。自分の中には、いろんな格好いいがあって、「松本 零士的なかっこよさ」、「永井 豪的なかっこよさ」と、まあ、そんな感じで雑にカテゴリーが分けられています。
例えば、「BASTARD!!」とかは、永井 豪的なかっこよさにカテゴライズされます。
で、その中の大きな格好良さに、「たがみ よしひさ的な格好よさ」というのあるわけです。その格好よさって、いろんな物語でそれを表現しようとしているんだけれども、表現し切れていない気がします。例えば、たがみ よしひさのキャラクターデザインで作ったお話である「超攻速ガルビオン」なんかは、ストレートにたがみ よしひさ的な格好よさを狙ったけれど、全然、表現できていなかった。1

そんななかで「イズミコ」は、特に「That’s!イズミコ」それが表現されていると思っています。
いや、大野 安之が、たがみ よしひさの影響をうけたとか、その逆とか、全く知らない。でも、読んでいるとなんか、同質なものを感じるんです。
なんだろう、泥臭い格好良さだけではない、アンニョイだけでもない、SFだけでもなく、ファンタジーもまざっている、本当にいろんなものが混ざった格好良さです。
かいているジャンルの広さも、あんまりにもアイデアが新しすぎて、流行する前にお話が終了しているところとかも、ちょっと似ている。

  1. いうにことかいて、なんちゅうものを持ち出しているのか!! []

山田ミネコ,読書アフメット王国物語,ファンタジー,マンガ,山田 ミネコ,eBookJapan Plus

アフメット王国物語

山田 ミネコらしいファンタジー。
こういう古いマンガが、Kindleで読めるのは嬉しい。めるさまのもないか、調べてみなければ……。

ただ、けっこう同じマンガのKindle版がいくつもでまわっている感じかな。どっかで、山田 ミネコ全集みたいなまとまったものを希望します。

ストーリーは、まあ、都合が良すぎるとは言えないことはないけれど、そういう力技も好きです。なんだろう、本当にこの人のお話は転がっていくという感じがします。
小説の裏側の世界のシリーズも、読みたい。