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アエカナル4

最終刊。
好事魔多し。

一気にたたみかけられて、けっこうジェットコースターでしたよ。そして、お話とお話の間のイラストが、最終話で繋がって、そこも、お見事。

タヌキの神様がでてきたときには、爆笑しました。
それから、神の嫁というのが、孤独を慰めるための方便であったというのも、ちょっとやさしいなぁと感じました。

この手の話、秘密のまま終わるのが多いと思うのですが、まわりにいろんな不思議を告白して終わっていくのが、なんとも素晴らしい。多分、あえかなものを守るためには、それが1番大切かも。
そして、一緒に老いていけるというのも、しあわせなことです。

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アエカナル3

割と地道にまわりを固めていく定井さん。まあ、この性格の人なら、そら疲れ果てるわとも思います。
でも、このお話が、ファンタジーでありながら、四国とかちゃんとリアルな場所が設定されているところとかは、地続きな話として、癒やしの物語をつくろうとしてくれているのだなぁと感じます。

さすがに、3巻までくると、おだやかな気持ちになって読めます。

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アエカナル2

「ホーキーベカコン」みたいに痛くなるんじゃないかという心配(期待?)は、なくなりました。
ちょっと薄味な感じがして、もうちょっと、濃厚な方が好みですが、癒やされます。

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アエカナル1

この前に読んでいるのが、「ホーキーベカコン」だったので、いつアエカ様が男の顔を踏み出すのかと心配してしまいますが、そんな話ではなかったです。

癒やし系。スローライフな感じです。
多分、淫靡なものを感じているのは、わたしが「ホーキーベカコン」にひっぱられているからだと思います。

まあ、ヘタに癒されてしまうと、また地獄に舞い戻れたりするので困っちゃうかもしれませんが。

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ホーキーベカコン3

完結。
物語の中は、満願成就だす。と。

そして、外側の物語は、潤一郎の妄想?リアルの潤一郎も、かなり碌でなしの変態だったみたいですねぇ。

これは、この絵のイメージをもったまま、原作を読んでみたいと感じさせる力をもっているマンガでした。