疵面-スカーフェイス-4 バキ外伝
本編の方でも出てたマスター国松という人の正体がわかります。
こんなふうに、絡んでくるか。なかなかの展開です。
「原作」っていうクレジットのされかたは、いろんな場合があるのですが、このストーリーは、板垣 恵介がしっかりと考えているんだと思います。
本当のところは、どうなんだろう。
完結編。
玉太郎の「赤ちゃんじゃない!」のエピソードといい、すごいお話、すごい盛り上がり方です。
ラスト。
よみがえっていく、不退転戦鬼軍団たち。
そして、G・さらば!
「素敵!!素敵!!」
と叫んでしまいそうになりましたよ。
たしかにそのとき、エンディングのテーマ曲として、不退転戦鬼軍団のテーマ曲が、わたしの耳に聞こえていました。
こんなに確かに、音楽がながれているマンガって、久し振りだ。
よかった!!
零復活!
しかし、三千の英霊たちって、昔からあんなに剽軽でツッコミ上手だったのですね。
そして、G・ガラン!!!
もう、衝撃の連続です。
普通、この人も、宇宙人かなんかだと思うんだが……お父さんもすごい人ということで、普通にすごい人なんだろうか……。
そういう無理矢理な幅がこのマンガのすごいところだと思います。
いや、本当にすごいのは、実は人間だというオチのための存在なんでしょうか?
このチャンピオンREDコミックスでは、全5巻完結なんです。
で、ど真ん中のこの巻。ずっと、鉄球もナシ、強化外骨格もなしで戦っています。
というか、なくても、充分強い……。
いや、
「何だかしらんが、とにかくよし!」
BY 散