忘れていた…
たとえ、英雄と呼ばれなくても……
ドラゴンランス セカンドジェネレーション 上
「ドラゴンランス」の子どもたちの物語です。
むかしは、こういう続編って、
「やっぱり、前作にくらべると……」
という感想をもちがちでした。
でも、最近は、
「そういう続編も悪くないなぁ」
と思っています。
源氏物語も、源氏が死んでからは面白くないとか思っていましたが、最近は、薫とか匂宮の話も好きなのです。
これは、年のせいかもしれません。
ということで、「ドラゴンランス セカンドジェネレーション」です。
これは、長編ではなくて、中短編集という感じですね。
「ドラゴンランス」、「ドラゴンランス伝説」とか、けっこう「英雄」の物語だったのですが、こっちは、ちょっと軽い感じがして、冒険者の日常という感じがします。
きっと、タニスたちも、若い頃は、こんな冒険を……とか思ってしまいます。
キットの息子スティールは、めっちゃ魅力的です。
その善と悪への引き裂かれ方は、レイストリンを思わせます。
パリン。レイストリンにあこがれている彼にも、もちろん、その影を感じるのですが、本質的な部分で、スティールの方に、わたしはレイストを感じました。
きっと、みんな、そういう感じで、誰かに誰かの影をみているんでしょうね。
そういう、「長い恋」みたいな雰囲気が、なんとも2代目物語のよいところです。
どの話も大好きなのですが、「賭けるか?」の軽さは、すばらしかったです。
わたしは、ダウガンが誰かは、かなり早い時点でわかりましたが。
パラダインにしても、レオルクスにしても、本当に、この世界の神様たちは、魅力的です。
新しい物語。かなり期待通り…期待以上です。
これからはじまる大きな物語も、期待大ですねぇ。
テンプテーション
天使と悪魔 上
映画を見に行って「ダ・ヴィンチ・コード」をけっこう気に入ったので、原作の方を読んでいます。
ただし、「天使と悪魔」は、「ダ・ヴィンチ・コード」よりも、前のエピソードで、いってみれば、ラングトン・シリーズ第1弾です。
ウワサでは、「ダ・ヴィンチ・コード」がうけたので、こちらも、映画化されるとか。
あと、わたしよりも先に読んでいる、ねぇさんと兄貴の話によると、「ダ・ヴィンチ・コード」よりも、こっちの方がおもしろいということです。
映画の「ダ・ヴィンチ・コード」の印象から、ウンチク系の知的好奇心を満たしてくれるような物語を期待していたのですが……
いきなり、サンダーバードに出てくるようなジェットでバビューーンですもの。
軽いわ、コレ!
ひたすら、落ち着き無く物語が転がっていく感じです。
楽しい。
いや、語られているのは、けっこう凄惨な殺人事件だし、世界の危機だし、大陰謀だし、コンクラーベなんだけど、展開が早くて、ウンチクがかすむぐらいです(笑)
もちろん、ウンチクの方も楽しいです。
いつもけっこう興味がある神様の話から、この前読んだフリーメインと1ドル紙幣の謎まで。
どこまでが本当で、どうこまでが嘘か……。
なんか、全部信じてしまいたい自分がいます。
さて、犯人ですが……あやしいと思う人は1人いるのだが、もうこれが犯人なら、「ダ・ヴィンチ・コード」と同じパターンだよなぁ。
ということで、中巻に続きます。




