F.S.S. DESIGNS1 EASTER;A.K.D.
設定資料がおもしろいというのは、どうよという気もするのですが……。
服や、キャラクター、ロボットたちだけではなくて、歴史、物語、すべてをひっくるめてのデザイン。そのこだわりのなかに、「ファイブスター物語」というあるので、やっぱり、この本は面白いのです。
設定資料がおもしろいというのは、どうよという気もするのですが……。
服や、キャラクター、ロボットたちだけではなくて、歴史、物語、すべてをひっくるめてのデザイン。そのこだわりのなかに、「ファイブスター物語」というあるので、やっぱり、この本は面白いのです。
物語の断片をチョコチョコと与えるという永野護のやり方に、どうやら弱いらしい。
それでも、トイ・プレスの本は、さすがに買ってないんですけどね。
単純に、キャラクターや、MHの絵を見ているだけでも好きです。
ヤクト・ミラージュや、シュペルターは、本当に美しいと思います。
とくに、バスター砲のついたヤクト・ミラージュは……。ガレージキットを見たとき、感動で泣きそうになりました。
魔導大戦。そして、トラフィックスということで、なかなか、派手な展開になっております。
そんななかでも、ヤーポのイヤリングの話や、ヨーンとエストの話、クリスティンとダイ・グの話は、グッと胸にくるものがあります。
ただし、胸にグッとくることが、正しいことではなくてもしかして危険なことなのかもしれないというのは、この作者もわかってやっています。
このあたりの感覚が、基本的に正しいことで、グッとこさせたいと思っている富野由悠季と相容れないところなんだろうなぁと思います。
そのあたりは、ワスチャや、サリオン、デコースを見ているとよくわかります。
復帰したクリスティンの美しさ。その一途さは、でも、最後のセリフに集約されるような危うさを持っています。
ところで、MHのバランスコントローラーっていうのは、ものすごい高性能なはずなくですよねぇ。
それで、転べるちゃあって……。天才??