覇者の贈り物 F.S.S. DESIGNS4
「花の詩女」を含む設定集。
すべての永野ワールドをまきこんで、「ファイブスター物語」はまだまだ、続いていきます。
映画が終わって、連載が再開されて、倖せな気分です。
と思ったら、載ってない??
次のコミックスが近い?
ザ・シバレースの短いお話の集まりは、本当に大好きなパートです。
連載読んでた時は、
「なんでこんなクライマックスみたいなシーンばかりの連続をするの!!」
「もったいない!!」
みたいな感想でした。
あと、
「永野 護、これを続けて、もう『ファイブスター』を終わらせるつもりか!!」
とか、心配もしました。
でも、今回のあとがきを読んで、これって、永野 護は、自分の能力を考えた上で計算して話作っていたということがわかって、ビックリしました。
今回読んでも、設定と、シーンだけで、本当にものすごく大きい話を想像させて、感動させられるこの見せ方の巧さは、凄いと思います。
「アトロポスの章」完結編。
前巻とは打って変わって、急展開の1冊です。
これ、前のコミックでは、大幅に展開が省略されちゃっているところで、こっちを読んでみたかったんです。
読みやすさは、前の刈り込まれた方がたしかにあるのですが、こっちの方が展開が丁寧で好きです。
ヤクト・ミラージュが起動した以外、大きなことの起こらないつなぎの巻かな……。
アマテラス死にかけとか、すえぞう登場とか、ヘル・タワーのフタが開くとかは、大きくないのかという話はありますが…。
ということで、重要な情報は、盛りだくさんです。
そして、結構、贅沢な物語の運び方をしています。