吸血姫3
美夕のときからですが、雰囲気だけで読ませるマンガですよねぇ。
実は、平野 俊弘って、けっこう細かい設定までつめてる気がするので、もっと解説いれてわかりやすくできるけれど、そうやって、今よりもおもしろくなるのかどうかはわからない。
逆に、しっかりした設定はあるのだけれど、語らないところは、勝手に想像させる。
これは、狙ってやっているんだろうなぁ。
美夕のときからですが、雰囲気だけで読ませるマンガですよねぇ。
実は、平野 俊弘って、けっこう細かい設定までつめてる気がするので、もっと解説いれてわかりやすくできるけれど、そうやって、今よりもおもしろくなるのかどうかはわからない。
逆に、しっかりした設定はあるのだけれど、語らないところは、勝手に想像させる。
これは、狙ってやっているんだろうなぁ。
どうしても、こういう作品は、前作との対応を考えてしまいますね。
これって、神魔で、この人たちは、西洋神魔で……これって、夕姫のことで……。そういう読みかたではない方がおもしろい気もするし、そういう読み方でないとついて行けない気もするし。
これだけで、「美夕」の話も「夕維」の話も、まざっているしなぁ……と、結局、そういう読み方に還ってきてしまいます。
小説版の美夕は、ハードカバーのやつが、京都が舞台で好きでした。
今回、それのソフトカバー版かなと思っていたのですが、全然、違いました。
早見 裕司は、昔、アニメージュ文庫で、小説版の「ガイバー」とか、「夏街道」とか書いていた人ですね。けっこう好きだった思い出があるのだが……今は、家にはないですねぇ。
わりと、自分の解釈で物語を自分の方に引き寄せて書いてしまう人です。
それが、ある意味、他の「美夕」のシリーズとは、違和感になっているかも。
でも、それなりに「うまい」小説で、けっこう読ませます。
どっちかというと、「西武新宿駅午前5時」みたいに、美夕から思いっきりひいて書いたものの方が、おもしろい感じです。
この世界には、いろんな種類の吸血鬼がいるみたいです。
この人(吸血鬼)たちは、西洋神魔でもないんですよねぇ。
えーと、美夕、夕維より、色っぽい感じです。ちょっと、大人の雰囲気(笑)
その分、
「なんで、レオタード着るの?」
とか、疑問点は、倍増しているかも。