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2021年12月26日中澤泉汰,吟鳥子,読書きみを死なせないための物語,ボニータ・コミックス,中澤 泉汰,吟 鳥子,秋田書店
リュカが伝えたかったものが気になる4巻目。地球自体にも、なんか謎というかまやかしがあるみたいですねぇ。 そして、システムとしては、外に出られないようにしている。そうすることで、「外に行こうとする者」を選別して、実は選別された者こそが世界を救う的なことも考えたけれど、それにしては、リュカの運命がなぁ……。
アラタは、大切な者を守るために現実を飲み込んで選択する。 でも、それ自体も足かせになりそうな感じです。
2021年10月25日中澤泉汰,吟鳥子,読書きみを死なせないための物語,ボニータ・コミックス,中澤 泉汰,吟 鳥子,秋田書店,風
16年前の出来事は、呪いのように残された者に影響を及ぼす。 それでも、ジジを見て、それでも、ジジを一人の個人として見て、
「ぼくが恋したひとは祇園さんだけだ」
というルイの正しさというか、自分自身にも向ける厳しさは、切ない。
さて、いろいろと設定が見えてきた感じがします。限定され管理された人間関係。命の価値の「査定」による安楽死。つめこまれたものは、重い。 でも、だれもがだれかにとって特別な「きみ」のはず。