嶋木あこ,読書はてなダイアリー,マンガ,小学館,少コミCheese!フラワーコミックス,月下の君,源氏物語

月下の君1

1回感想を書いたのに、「この内容を登録する」のボタンを押したら、はてなダイアリーのサーバーが落ちていたようで、更新できませんでした。そして、打った内容も消えたという。
テンション下がりまくりです。

このマンガは、なかなかよかったです。
あらすじを読んだときは、どうなんやろうなぁと思ったのですが。
だって、光源氏の生まれ変わりって、あんた、フィンションな人じゃないかーー。とか。
紫の上の生まれ変わりと恋愛って、それ、すごい浮気もんの話?とか。

うむ。でも、なかなか面白いです。
もっといろいろと、源氏物語の中の人たちも、現代編にでてくるのかな。
続きを買いに行かねば(笑)

現在に蘇った光源氏が、いかに「けだもの」かというのが、よくわかります。

月下の君 (1)

嶋木 あこ / 小学館(2002/08/23)


柿田友広,読書おもちゃ,エイデル研究所,プーおじさんの子育て入門,子ども,学校,教育

プーおじさんの子育て入門

なんで、独身男性が、「子育て入門」なんて読んでいるのかというのは、置いといて(笑)

木のおもちゃと絵本のお店「百町森」の店長さんのエッセー集です。
子どもの世界は、いったいどうなっているるのか?を本当に気にしていることがわかります。
たとえば、大塚英志の本なんて、本気でそういった情報を集めようとしていなければ、読まない種類の本だと思うわけです。

そういった意味で、学校や、幼稚園の教師も、教育に携わるものとして、おもちゃ屋さんに負けないぐらいの努力をしてほしいなぁと思います。

もちろん、こういったこだわりをもったおもちゃ屋さんの努力というのは半端じゃなくて、それに負けないとなるとなかなか大変だと思いますが。

目が子どもの成長にむいていて欲しいわけですね。

プーおじさんの子育て入門

柿田 友広, 相沢 康夫 / エイデル研究所(1997/11)


志水アキ,読書ファンタジー,マンガ,メディアファクトリー,三国志,妖怪,子ども,志水 アキ,怪・力・乱・神 クワン,MFコミックス

怪・力・乱・神 クワン 1

三国志のマンガということで、買ってみました。
この手のファンタジーと三国志をあわせたもので、すごいのはやっぱり「JOKER」だと思います。孔明がもう死んでいたりして、はっきりいって無茶苦茶です。

「クワン」も、せっかく三国志の時代なんだから、あれぐらい突き抜けていって欲しいところです。
今のところは、曹操の子ども時代ですが、三国時代までいくとおもしろそうだなぁと思っています。

いわしげ孝,読書まっすぐな道でさみしい,モーニングKC,リアル,文学,講談社

まっすぐな道でさみしい-種田山頭火外伝-1

なんで、いきなり外伝なんだろうという疑問はでてきますけど。
史実ではなくって、自分の中の山頭火だということなんでしょうか?

崩壊した家庭とかいいながら、山頭火の家も、太宰治の家も、中原中也さんの家もそうだったかな、やっぱり、すごい経済的に余裕がある家で、余裕があったから、文学とか言ってられた面ていうのはあるんだろうなぁ。

1巻最後に、咲野という女の子と結婚して終わるわけですが、その関係が典型的な「ダメンズ」と「ダメンズウォーカー」です。
まぁ、ある種類の男は、その手の骨までたかれる女の人を選ぶ目だけは確かだ。

でも、山頭火の文学が、その彼自身のダメさや、弱さ、感受性の強さから出てきているのは、確かだろう。

「愛せんけど、愛されてはいたい。やさしく、ほんわりと」

というセリフは、とってもリアルで、まあ自分の中にもダメダメ山頭火がいるのだろうなぁというのはわかります。

まあ、出来ることなら、しがらみ全部取っ払って、楽しいことだけ求めて、旅に生きたい。野垂れ死んでも。というのは、男の共通のあこがれであるのかもしれません。
だから、そんなダメンズな山頭火を、なんやかんや言いながらも、愛してめんどう見てる人があるんだろうなぁ。

美津さんは、1巻に出てくる女の子の中では、とっても正しい女の子であると思います。
だから、「美津の笑顔は裏になんか女の企みがあった」とか言われているのを見ると、ホンマに男は女の都合のいいところしか見てないんだなぁと思ってしまいます。

結婚をきっかけに、山頭火は落ち着くのか?それなら、なぜ放蕩の生活にもどってしまったのか?
など、続きが気になります。

蜘蛛は網張る 私は私を 肯定する

この巻のお気に入りの1種です。

まっすぐな道でさみしい―種田山頭火外伝(1)

いわしげ 孝 / 講談社(2003/07/23)


もんでんあきこ,読書もんでん あきこ,クイーンズコミックス,マンガ,陰陽師,集英社

ラブスパルタン2

お笑い格闘マンガ「ラブスパルタン」です(笑)
2巻完結編です。この人の描く格闘マンガは、スゴイ好きなので、「竜の結晶」みたいに10巻ぐらい続いて欲しかったですが。
綺麗な終わり方ではありますねぇ。

もんでんあきこのマンガのいいところは、キャラにいろんなタイプがいることですねぇ。
もちろん、格闘家の人たちは、けっこう同じ種類の人たちが集まっちゃうわけですが、それ以外の人たちも、丁寧に書かれています。
それが、「竜も結晶」では、蒼竜だったりしますし、この話では、三宮さんと雨野だったりします。
特に、雨野があんなに愉快なキャラクターだったとは、思いもしなくて笑いました。

「若い娘がなんというはしたないことを…」

というところで、爆笑してました。キミは、いくつだ?

タイトルの言葉は、三宮さんのお祖父ちゃんが言うセリフなんですけど、最近読んだ夢枕獏の「陰陽師」にも、似たようなセリフがありました。
本当に、そうなんだろうなぁと思います。

ただ、やっぱりあのタイプの男は、自分からは動かんなぁ。
来てくれなかったら、それはそれで、女の子いなくても人生を過ごしていくタイプ。

必ずしも、恋愛が人生の最重要項目というわけでもなく、何がしあわせかは、人それぞれわからないんだけれどもね。