プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子どもマンマミーア,子ども

マンマミーア

3年生のまーさん、みーさんの待ち合わせ時間です。
今日は、めずらしく、まーさんの方が先に来ました。

「ピザしよう!」

「今度は、負けへんで」

金曜日の1プレイで、だいたいコツがわかりました。
しかも、わたしは、大人。だいたいなら放り込まれたカードを憶えていられるのです。
今回は、最初にレシピを3枚ぐらい取って、相手がレシピを放り込む前に、簡単なレシピからどんどん放り込んでいきます。
つねにおくれるまーさん。
全部、トッピングが無くなりました。

「料理人」のカードを取ったのは、まーさんだったので、まーさんがトッピングをならべて、ピザが出来ているか確かめます。
この時点で、りんは、勝ちを予想していたのですが、まーさんは、まだ気づいていない様子。

りんのピザができて。
同じようなレシピのまーさんのピザが未完成に終わる。
りんのピザができて。
同じようなレシピのまーさんのピザが未完成に終わる。

この繰り返しで、出来たピザの数は、

りんが、5枚。
まーさんが、0枚。

鬼や。
ちょっとだけ、後悔しました。
いや、でも、そうやって、みんな強くなっていくんだよ。

「まだ、1勝1敗な」

なかなかの負けず嫌いです。

うーん、今回は、りんは簡単なレシピを先に放り込みました。
だから、逆にいうと残っているのは、作りにくいのばかりなのですねぇ。
そういうことで、やっぱり、このゲームが3ラウンドして、ゲームの決着をつけることになっているのは、バランスとして大切なことのような気がします。

時間がないので、今日も1ラウンドしかできませんでしたが。
そんなところも、ちょっと、まーさんに教えてあげようと思っています。

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6ニムト

というわけで(どういうわけかは、下の日記を読んでね)、子ども達の「牛」コールによって、なぜか、とつぜんの「6ニムト」です。
そして、「牛」ときくと、なぜかワラワラと人数が増えます。

3年生の3人の中から、用事のあーさんがぬけて、はーさんが入ります。
それから、4年生のしーさんと、5年生のゆーさんが参戦です。

りんをまぜて、3年生3人、4年生1人、5年生1人の異学年6人による熱い牛の押しつけバトルです。3年生3人はともかく、ゲームでもなけりゃ、話すことも、関わることも少ない4年生と5年生達です。こんなところも、ゲームの魅力です。

初心者は、3年生のさーさんだけです。
10枚ずつカードを配って、いざ勝負。

「6ニムト」は、みんなでカードを一斉に出して、4つの列に並べていくゲームです。
列の6枚目のカードを出してしまうと、その列のカードを引き取らなければなりません。
カードには、牛の絵が何匹か描いてあって、この牛をできるだけ集めないようにするゲームです。

最初のうちは、4年生のしーさんに、牛が集中して襲ってきます。

「うわー。わたし牛に押しつぶされるわー」

6人というのは、けっこう激しい展開になります。2、3回カードを出すと、6枚目がうまります。
うまらなくても、4列中、3列が5枚でリーチ状態なんてこともおこってきます。

順調に、それぞれか、数枚ずつとってたのですが、終盤、小さいカードを手元に残しすぎたはーさんが、爆発してしまいました。
4列の数字よりも小さいカードを出すと、1列引き取らなければならないというルールがあるのです。
そのせいで、毎回、毎回、引き取りまくり。

1回戦で、今回は時間が来たので終了しました。

1位。さーさん。 6ぴき。…ビギナーズラックか。でも、結構リスクの少ない序盤に小さな数のカードを処理していました。天性のゲイマー?
2位。なーさん。 8ぴき。…さすが、「牛やろー」の言い出しっぺ。
2位。りん。   8ぴき。…相変わらず初心者に負ける大人。接待ゲームしてません(泣)
4位。ゆーさん。13ぴき。…取ったカードの数は少なかったが、カードに書いてある牛の数が多かった。55取りゃねぇ。
5位。しーさん。19ひき。…序盤のミスを挽回できず。
6位。はーさん。いっぱい。…終わってみれば、数え切れないほどいっぱいでした。

感想を書いてもらったところ、さーさんとはーさんは、とっても面白かったそうです。さーさんは、いきなり1位ですからねぇ。はーさんは、どんな状況でも、自分が負けても、

「うわーー」

と楽しんでいました。

なーさんとしーさんは、勝負師なので(?)、「くやしい」という感想でした。

ゆーさんは、残念ながら面白くなかったそうです。
うーん、5年生なのに3年生に負けちゃったところとか、女の子たちに(今回、男はりんとこの子だけでした)いいとこ見せられなかったとか、影響しているかもしれません。
これぐらいの歳の男の子は、ナイーブですからねぇ。
ただ単に、ゲームが性に合わなかっただけかもしれませんが…

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ザップゼラップ

今日は、さっそくの「ザップゼラップ」です。
メンバーも、りんと3年生の子が3人。ちょうど4人集まりました。
りんもふくめて、4人ともが、もちろんこのゲームには初挑戦です。

自分の色をきめて、スタートにコマを置いて。
今日は、ルールを知るための簡易ルールです。
上級ルール(同行ルール)は、つかいません。
コマも1人1つで試してみます。
魔法の樽は、めんどくさいので、混ぜません。

コロコロとサイコロが転がります。

「じゃあ、このサイコロの目よりも少ない数の石が入っていると思う魔法の樽を取ってください」

「え、誰から?」

こういうサイコロ振った人以外の人もみんな動くすごろくというのは、はじめてなので、ちょっととまどいもあります。
でも、これも、1人目が終わって、2人目ぐらいまでまわるとしっかりとみんな理解できます。

ゲームをはじめる前は、「樽を取る順番」とかも決めないとケンカになっちゃうかなと思っていましたが、13個というのは、そのあたりもしっかりと考えられてある数のようで、プレイヤーが4人だと全然もめずに自分の樽を決めることが出来ます。

思わず裏を見ちゃった子に、

「あー、裏みたら、もう変えたらあかんでー」

とか言っているのも、適応の早さです。

りんのコマは、「共有安全地帯」に入って、そのあと全然、進まなくなってしまいました。
子ども達は、どんどん、それをぬかしていきます。

2周ぐらいサイコロがみんなを回ったころでしょうか?
ついに、友だちのコマを追い越して、スタートに戻すコマができました。
盛りあがるぞ!!

「ぬかされたコマは、スタートに戻されます」

戻された子は、

「えーー」

てなときに、1つまえの手番の子が、わたしの腕をツンツンとつつきます。

「ん?どした?」

「ねぇ、これ、ゴールってどこ」

「えーと、ぐるりと1周したところの自分の色の町だよ」

「わたしさっき、1周したよ」

「あ!優勝が、きまりました!さーさんです」

めちゃくちゃ、あっけない幕切れでした。サイコロの目が7以上が結構出たというのもありますが。あっさり勝負決まりすぎ。

せめて、

「ゴールに入り忘れたら、もう1周」

とか言えばよかった。

みんな、あまりのあっけなさに、なんか、納得いかない感じでした。

?????

おーい、帰ってこーい。
時間にして15分ほどでしょうか。
ゲーム中盛りあがっただけに、生じる不思議なエアスポット。

「りんさん、時間あるし、次、牛しよう。牛」

「うんうん、牛、おもしろいよなぁ」

君たち、なんか、無かったことにしようとしてるやろう。

次にプレイするときは、コマ2つでやってみたいと思います。
思っているのは、りんだけか?
さて。

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テイク・イット・イージー

金曜日に遊んだゲーム、その2。
「テイク・イット・イージー」です。

来たのは、3年生のあーさん。
ここの最多出場者です。
この子と下の日記のまーさんは友だちで、わたしがいるときは、ここを待ち合わせ場所にしています。
で、待ってる時間に遊ぶので自然とわたしとゲームをプレーする回数も多くなります。
ただし、まちあわせのためだけにここにいますので、2人がそろえば、行ってしまいます。
で、自然とメチヤクチャ短い時間で遊べるゲームになるわけです。
で、今日も今日とて、「テイク・イット・イージー」です。

「どっちが親する?」

「わたし、ならべるわ」

ということで、さすがに、何回もしているので、なれた感じでならべていきます。
ならべながら、

「じゃあ、1と5と9が一緒になったタイルは、ないの?」

とか聞いてくるあたりは、りんよりもよくものを考えてるかもしれません。

今回は、前回の反省を生かして、あんまり急かさずにプレーしました。
で、結果です。

りん
9×5=45
5×5=25
8×4=32
6×5=30
2×4= 8

あーさん
5×4=20
9×5=45
1×4= 4
2×4= 8
6×5=30

合計 りん 140点。あーさん 107点。

けっこう、圧倒的な差で、りんの勝利です。
むくれてるかな?と見ると、そうでもない。

「やったー。自分の最高記録やー」

ということでした。

後で書いてもらった感想も、こんな感じです。

「おもしろかったけど、りんさんにまけた。けど、さいこうきろくがでた。」

でゲームの点数を10点満点で聞くと10点をつけていました。

実力が上がっていくのが、目に見えるというのは、大人も子どももうれしいものです。

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マンマミーア

やっと、コンピュータが共有ではなくなりました(笑)

で、金曜日に遊んだゲームです。
1つ目は、「マンマミーア」。

今回、来たのは3年生1人でした。まーさんです。
でも、ちょっと様子がおかしい。なんか疲れた顔してるんですね。

「どうした?走ってきて、疲れたんか?」

てなことを聞くと、

「そんなことは、ないんやけどさぁ」

と目から涙がこぼれます。

「どうした?」

と聞くと、

「わたしは、いつでも、友だちにきついことばっかり言う」

と言って泣きます。
誰かにきついこと言われたとか、意地悪されたとかではなくって、「わたしが言う」と言って泣いてるようです。
たしかに、その子は、すごくハキハキした子で、ちょっと、友だちにしゃべる言葉がお姉さんぽくなったり、命令口調になったりするときがあります。
多分、ここに来る前に、誰か大人に、そんなことを言って怒られてきたのだと思います。

「そっかー。そんで、ちょっと反省してんねんなー」

とんとん、頭をなでていました。
そんなこんなで10分ほど。

「せっかく来たし、なんかしようか」

と言うと、うなずくのでゲームをゴソゴソ。

最初は、まーさんは、「あやつり人形」の箱を選びました。あの箱って、確かにかっこいい、惹きつけるもの持っています。
いや、心の暗い雰囲気が、箱の絵とあっていたのかも。
でも、時間がないのと、ちょっと迷っているところもあるのです。子ども達と一緒に「暗殺者」があるゲームを遊んでいいのかどうか。1回は自分でも遊んでみたいと思って、持ってきてはいるのですが。
ましてや、低・中学年の子どもと。
もちろんゲームだと割り切ることは大切だと思うのですが……。
親からツッコミが入ったときに、どうするという問題からの逃げもあります
↑ 子どもから親にボードゲームのおもしろさを伝えていければと思っているのに、逆効果になって、親から子どもがゲームするのを禁止されてもイヤです。

で、選びなおして20分ぐらいで出来そうなゲームは、と出してきたのは、「マンマミーア」でした。
木曜日に、「マンマミーア」したいと言っていた子とは別の子だったのですが、ちょうど、わたしが金曜日にルールの見直しをしていたから、やってみたかったのです。

ルール説明しながらです。
ビザのトッピングをピザ生地の上に(ホントはただのカードの山ですが)放り込んでいって、トッピングがそろったと思ったら、レシピカードを放り込みます。
あとで、トッピングとレシピを入れた順に確かめてみて、はたしてちゃんとピザが出来ているか確かめていくゲームです。

りんが、順調に1枚ピザのレシピを放り込みます。
で、次のレシピをめくると、なんと「15+」のレシピです。
これは、何でもいいから、材料が15種類入ったらいいというレシピです。
とにかく、15だーー。と言うことで、とにかく、なんでも同じカードのトッピングを重ねてドンドン入れていきます。めくるのも、とにかくたくさんということで、トッピングばっかりです。
その間に、まーさんの方は、けっこう、バランスよくトッピングもめくってきます。
こっちがレシピを入れようと思うと、なんかうまいこと出鼻をくじかれる感じで、先にレシピを放り込まれてしまいます。

「15+」にこだわってはいけない。

気づくのが遅かったです。
わたも、新しいレシピをめくって、路線を変更しましたが、間に合わず……。
1ラウンド終了して、ピザが何枚出来たか、確かめていきます。

りんのほうは、「15+」にこだわったのが効いて、完成したピザは、2枚でした。
あーさんのほうは、かなり乱暴な放り込み方でしたが、手札をつかったりもして、完成したピザは3枚でした。

「やったー。勝ったー」

とうれしそうです。

ピザにいろんなトッピングがあって、それでおいしいように、人間にも、いろんな性格の人がいて、それでおもしろいんだよ。
てなことを、あーさんにしゃべったりして終わると、なかなか、きれいなまとまりかたですが(ちょっと、出来すぎだ)、そんなことは、しゃべらずに。

でも、やっぱり、子どもは、笑っていてほしいですね。
と、いいつつ、やっぱり怒らなければならないときは、怒らなければならないし、わたし自身も、すぐに、怒ってしまう方ですが。
でも、やっぱり、子どもは、笑っていてほしいですね。