2年生

読書,香月美夜

本好きの下剋上-司書になるためには手段を選んでいられません- 第四部 貴族院の自称図書委員6

トータル18巻目にして、第四部6巻目。
2年生が本格的にスタートです。

すごい勢いで、いろんなことがおこる2年生。最後の番外編の短編がそのふりかえりになっているのですが、本編でも、そこでも、笑ってしまった。

1年生の時は、貴族院にいるよりも神殿にいる方が落ち着くのかなぁと思っていたローゼマインですが、だんだん、貴族院の居心地もよくなってきた様ですね。そのあたりの心の変化の仕方も上手だなぁと思います。

まあ、登場人物が多くなって、ローデリヒって男やったっけとか、そろそろ、あれ対立している国ってどこだっけ、ダンケルフェルガーじゃなかったよなぁとか、いろいろなところで、わたしの記憶容量がいっぱいいっぱいになって、あやしくなってきていますが。

今回は、ローデリヒが襲われたときに、みんなをまとめてパッと飛び出してきたヴィルフリートとか、弟子をひたすらに守るヒルシュール先生とかが、格好良かったですねぇ。

カルステッドの

「ちょっとは、エーレンフェストに配慮してもらいたいものだな」

という言葉に、フェルディナンドが、反論するところも好きです。

しかし、ローゼマイン、お茶会開くの禁止されないか?