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不思議な少年4

人を待っている車の中で読んでいたら、来た人に、

「今、不思議な顔をしてたよ…」

と言われてしまった。
ちょうど、4巻ラスト、ベラがついに復讐する相手に会うあたりでした。

この話は、少年が女の姿になったり、そのまま年をとったりと、なかなか新機軸でした。
うーん、普段は、あんまり人と関わらずに、傍観している感じですが、この話では、かなり積極的にかかわっている感じです。

そのあたりの違和感というか、不思議な感触が、顔に出ていたのかも……。

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最初の復刊のお願いが、2002年の10月。
そして、出版されたのが2006年の1月。

とうとう、「榊涼介&林正之のマルチプレー三昧」が、出版されました。

「電撃アドベンチャー」に連載されていた?
オレ、その本、読んでたと思うけど、そんな記事、目に入ったことないなぁ~。
↑ その後、わたしが読んでいたのは、「電撃アドベンチャー」ではなくて、「電撃王」だったことが判明(爆)

と思って、ずーーっと、楽しみしていました。

最新のゲームが「カタンの開拓」ということで、ちょっと古いゲームが多いということだそうてすが、友だちとテーブルを囲んでの楽しさの質というのは、かわっていないんだなぁと思います。
まぁ、わたしは、ここ数年でゲームはじめた人なので、まんまり「新しい」、「古い」の感覚がないということもありますが……。

「遺産相続ゲーム」や、「貴族の務め」は、わたしは本当に、浅井さんのようなプレーをするなぁとか……。

いい本です。

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天上天下1

大暮維人は、しばらく前から、「なんか、絵が上手い人がいるなぁ~」と気になっていたのです。
ということで、今回、はじめて読みました。

女の子だけでなく、男の子にも色気があって、けっこういい感じです。
色気といっても、「漢」という感じの色気ね。

これも、「強さ」がテーマの様です。

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アップル・トゥ・アップル

久方ぶりに、たくさんの子どもと一度に遊びました。
小学3年生70人です(笑)

さすがに、こんなにたくさんの子どもたちといちどにゲームするのは、はじめてです。

うーん、これだけの人数をさばけるゲームは、なんだろう??
と考えて、今回は、「アップル・トゥ・アップル」を遊びました。

「アップル・トゥ・アップル」は、日本ボードゲーム大賞2003の国産ゲーム部門で大賞に輝いたゲームです。

さて、70人で遊ぶ「アップル・トゥ・アップル」。普通のルールで遊ぶことは、できません。

70人だと、どう考えても、自分の番がまわってくるまでに待ち時間があります。
まぁ、「アップル・トゥ・アップル」を選んだのは、参加していない時でも、一緒に楽しめるゲームだからです。

ということで、まずは、70人を8つのグループにわけてます。
そのグループごとに、前に出てきてもらって、1人に5枚ずつ名詞のカードを渡します。お題はこちらが選んで、ジャッジは、全部わたしがしました。

あらかじめ、名詞のカードからは、子ども向きではないカード(読めないとか…意味不明とか…)を抜いておきました。
お題の方は、わたしが見て選べばいいやということで、その場で適当におもしろそうなのを抜き出しました。

で、代表の8、9人にそれぞれお題にあうカードを1枚ずつ選んでもらって、それを発表していきます。

そのうちから、わたしの好みのモノを1つ選ぶという感じです。まぁ、70人いる子どもたちの「ウケ」は、無視できない要素なんですけどね。

子どもたちの反応ですが、けっこう、普通の文章でも大ウケして大爆笑していました。
ちょっと、興奮させすぎたかなと思ったりしました。
大人にとっては、うーん、なにがおもしろいのかわからない……というのも、けっこうあったんですけどねぇ。

それぞれのグループで、選ばれた作品(?)たちです。
下は、わたしのしたコメント。

  • 変な わたしの未来
    これは、受けましたねぇ。「変な」だけなんですけどねぇ。
    どんな未来なんでしょう。なんか、予想もつかないことが起こるのかも。
    ちなみに、ここでいう「わたし」というのは、ジャッジのこととして考えるということです。

 

  • ダサイ 織田信長
    「織田信長」って、知ってるかーーと聞くと、けっこう知っている子が多かったです。
    けっこう、大河ドラマは、家族で見ているようです。
    このへんの「変な」とか、「ダサイ」とかは、どんな単語につけてもそれなりに受けるいいカードだと思います。
    ただし、同じ単語を使うと、2回目はウケないんですよねぇ。

 

  • わがままな 私の妻
    My wife is my mother.
    ちなみに、ここでいう「わたし」というのは、ジャッジのこととして考え……。
    以下、コメント自主規制(笑)

 

  • すばらしい サザエさん
    サザエさんに、「すばらしい」を選んでくる感覚が素晴らしいですね。
    このセンスのよさは、次の作品にもいえます。

 

  • チャーミングな ティラノザウルス
    す、素敵だ。
    口紅ぬって、ウッフンとしているティラノザウルスを思い浮かべてしまいました。

 

  • 邪悪な ハンバーガー
    なんか、逆に食べられてしまいそうです。
    毒入り??

 

  • かわいらしい おじさん
    これは、「変な おじさん」というのもあったのですが、2番煎じだったのでウケませんでした。

「変なおじさん、ここにはいないねぇ」
「えー、いるで~」

という会話と、

「かわいらしいおじさん、この部屋にもいますねぇ」
「えー、どこに~」

というやりとりがあったことは、付け加えておこう。

  • 生き生きした 日本
    これは、美しいですねぇ。
    子どもたちには、これから生き生きした日本をつくってもらわなければなりません。

てな感じでした。

えーと、最後に、これら選ばれた言葉を作った人たち8人に前に出てもらって、決勝戦をしました。
このときは、決勝戦ということで、手持ちのカード8枚で。

そして、70人のなかから、「アップル・トゥ・アップル」チャンピオンが決定しました。

最後、みごとチャンピオンとなった子の作った作品です。

  • 忘れられない かつら

………。
……。
…。

うん、忘れられない。忘れちゃいけない…。

「おっちゃん、チャンピオンになったら、なんかもらえるの?」

の言葉に一言。

「チャンピオンになった。それだけが、キミのご褒美だ」

ということで、興奮状態の中、70人で遊ぶ、「アップル・トゥ・アップル」は終了しました。

1人ずつにイスがあればよかったです。子どもたち、イスがないと自分の場所にすわるというのは難しいです。特に、興奮したときは……。

あとで、何人かの子に、

「あのゲーム、どこに売ってるの?」

と聞かれて、

「おっちゃんは、トイザらスで買ったで」

と言っていたのですが、もしかして、ビバリーさんは、もう扱っていないですか?

ただ、ちょっと子ども向きじゃないカードも入っていて、保護者の方が見られたときヤバイかなとも思いました。

全年齢向けではなくて、子ども向けに作った方が、いい気がします。

ということで、ビバリーさんは、「アップル・トゥ・アップル ジュニア」を日本語化しないかな……。

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遙かなる時空の中で11

えーと、泰明の話だと思っていたのですが、いつの間にかイノリの話にシフトしていました。
泰明、出てこないし。

これは、こんなけキャラを出して、しかも1人1人たてて物語を作っていれば、しかたないことだと思います。

その分、スピード感があって、楽しい展開です。

今回は、イノリの「わからない」から「素直に聞いて」みて、「理解できそうになった」ので、「自分の感情をおさえた」という一連の流れが、けっこうかっこよく表現されていました。

うーん、けっこうあのおさえたところは、「大人や~」と思ってしまいました。

主人公、モテモテ。まあ、そういうお話なんだけどね(笑)

ところで、「3」は、けっこうおもしろそうですねぇ。マンガにならないかなぁ。