興味ないったら、興味ない

きづきあきら,サトウナンキ,読書

セックスなんか興味ない1

ストレートな(そして、ひねくれた)題名と、ホワホワとした絵柄に惹かれて購入。
もっと、エッチなだけのものを予想していたのですが、期待していたよりも、ストーリーが良かったです。

セックスがキーワードな短編集。なんていうか、興味ないといいながら、ものすごく重すぎるぐらいに考えていたり、コンプレックスであったり、そんな微妙な感じが、伝わってきます。

イケメンの男の話とか(「みにゃこの、お皿」とか)は、どうでも良くて、コンプレックスのある話、不器用な話がやっぱり好きですねぇ。

1番気に入ったのは、この巻では、「桃さんの、お見合い」です。桃さんから、「結婚、しません。」と言われたときの豆生田さんの悲しそうな顔が、なんとも好きです。桃さんも、好みです。
気に入ったみたいで、読んでから昼寝したらの続きを夢で見ました。マンガの夢は、久方ぶりに見た気がする。

きづき あきらとサトウ ナンキという作者、気になったのでちょっと調べてみました。この人たち、夫婦で、マンガと原作しているんだ。
あぁ、「嘘つきパラドクス」と同じ人か…。あのマンガも、ちょっと気になっていたのでした。