嘘を言っては困ります

克・亜樹,読書

透明人間↑↓協定1

透明人間といえば、「ONE PIECE」のサンジも憧れていたという男子垂涎の能力ですよねぇ。
まあ、昔から物語の題材にもなってきましたが、基本マッパでないといけないとか、けっこうメンタルが強くないと使いこなせない能力ではないかと思います。

「ふたりエッチ」の克・亜樹がかくのだから、まあ、そういう話です。
でも、今回は、本当に見えなくなるのではなくて、そういう設定になるだけという。そして、同棲もの。

これはこれで、メンタルが強くないといたたまれない気がします。というか、主人公、死のうと思っていた割には図太く、調子いいです。

さて、女の子が何を考えているのかがわからないので、ここから、鬱展開も充分ありえるところが、ちょっとこの人の怖いところかなぁ。
普通に、エッチなコメディになる可能性もあるけど、そうなると、おもしろさの半分ぐらいはなくなってしまう感じですね。

わたしはどっちが読みたいなだろう?
とか、考えている今の感じが、けっこう楽しいです。