今を生きる哲学

読書,飲茶

史上最強の哲学入門

「哲学的な何か、あと科学とか」は、知的好奇心をグイグイ刺激してくれました。
「哲学的な何か、あと数学とか」は、フェルマーの最終定理の物語を通じて、数学史のおもしろさを知りました。

で、この「史上最強の哲学入門」ですが、… 読みやすさは、前2作と同じぐらい。内容の興奮度は、ちょっと落ちるかな。
でも、ニーチェの「神は死んだ」の意味とか、超人思想とはどんなものかとかは、初めて知りました。
ダメダメ、ルソーの話は、ちょっと講義できいたことはあるけど、それほど詳しくしらなかったです。

でも、どの哲学も、けっこう今日的でおもしろい。こんなに身近なものだったんだという驚きがあります。

読み終わった感想は、「普通の哲学入門書じゃないか」でした。
でも、題名も確かに、「哲学入門」。これは、これで正しかったんだと思います。

そして、「普通」よりは、はるかにおもしろかったのは確かです。わたしの飲茶レベルが上がってしまっているので、不満みたいに感じていますが。
実に、おもしろいです。