その気持ちの向かう先

志村 貴子,読書

青い花1

好き。

その感情は、綺麗で楽しいものばっかりではないけれど、その少しドロドロしたところ、どうしようもなくもどかしく、顔から火が出るぐらい恥ずかしさもひっくるめて、誰かに肯定されたい。
そう思うのは、ワガママでしょうか?

女の子にあこがれる女の子のお話。
演劇のお話とかあって、どこか吉田 秋生の「櫻の園」を思い出されるところもあります。
でも、お話が続くので、あれほどピンと張り詰めたものはないけれど、その代わりに、ほんわかとした雰囲気があります。このスローテンポな雰囲気が、いいです。
これは、絵柄が生み出すものかもしれません。