いつか終わりがくるしあわせな時間

羽海野チカ,読書

ハチミツとクローバー1

「DEATH NOTE」の映画を見に行ったときに、この「ハチミツとクローバー」の実写映画の予告編が流れていて、

「あっ、おもしろそう…」

ということで、購入してきました。

その予告編で、わたしがおもしろそうと感じたところは、あの

「人が恋におちる瞬間をはじめてみてしまった」

という名セリフと、なんともいえない、「青春」っぽい雰囲気です。

「青春」っぽい雰囲気というと、ちょっとベタベタですが、なんだろう?大人になっていく前の「特別な時間」の物語にけっこう弱いのです。
例えば、映画だと、ソフィ・マルソーの「ラ・ブーム」(実は「ラ・ブーム2」の方が好きですが)とか、あんな感じですねぇ。

でも、映画の予告編を見て、映画の方にいかずに、原作のマンガの方にいくのは、やっぱり、わたしがマンガ読みだからだと思います。

ということで、1巻を読み終えました。

1巻は、典型的な「下宿もの」のマンガです。
こういう下宿での生活は、ものすごく懐かしさを感じさせられます。

そのなかで繰り広げられる友だち関係、人間関係、恋愛は、ずっと続いていくものではなくて、毎年少しずつ変化していくし、自分が卒業してしまう頃には、大きくリセットされてしまいます。

でも、そういう「時間制限」があるが故に、キラキラ輝いて見えるのだなぁと思います。

なんか、すごい当たり前のことしかかけていませんが。

「ハチクロ」、よいです。
2巻を買いに行ってきます。