石ノ森章太郎,読書マンガ,マンガ日本の歴史,中公文庫,中央公論新社,古代幻想ロマンシリーズ,吾妻鏡,応天の門,歴史,石ノ森 章太郎,長岡 良子

平安遷都と密教の隆盛 新装版マンガ日本の歴史4

歴史マンガどうなんだろう(おもしろいのか?)と思っているのですが、この巻は、案外とおもしろかったです。

「応天の門」とか、長岡 良子の「古代幻想ロマンシリーズ」とか、そういう物語で書かれる時代だからかもしれません。

戦記物のマンガになる時代よりも、少女マンガになりそうな時代の方がおもしろいなと思った。
まあ、「応天の門」とか、「阿吽」とかは、少女マンガではないのですが、少女マンガっぽいと思うのです。
逆に、竹宮惠子の「吾妻鏡」とかは、少女マンガではなくて、戦記物で少年マンガに近かったのかも。

まあ、石ノ森 章太郎が、「マンガ日本の歴史」を最初かくのにこなれてきたというのもあるかもしれませんが……。

比叡山高校の出身者なので、最澄と空海の関係性はおもしろいと思っています。

井沢元彦,読書井沢 元彦,小学館,小学館文庫,日本史,歴史,逆説の日本史,長岡 良子

逆説の日本史2古代怨霊編 聖徳太子の称号の謎

なんか、もっともらしい説を聞くと、なんでも、

「そうだったのか!!」

とか思ってしまう今日この頃。
簡単に、信じてしまってはいけません(笑)

でも、こういうお話を聞くのは、やっぱり楽しいのです。

このあたりのわたしの歴史の知識は、山田 ミネコと長岡 良子でてきています(笑)

読書,長岡良子初月の歌,古代幻想ロマンシリーズ,晩蝉-夏の相聞-,秋田文庫,秋田書店,長岡 良子

初月の歌 古代幻想ロマンシリーズ8

坂上大嬢は、いい子ですねぇ。

どっちかというと、「いい子、いい子、男の都合にいい子…」という感じがしないでもありませんが(爆)

「晩蝉-夏の相聞-」は、いい話ですねぇ。
好きです。こういう話。こういう人。

家にありし 櫃にかぎさし をさめてし 恋の奴に つかみかかりて

読書,長岡良子シルクロード・シリーズ,佐々木 道誉,古代幻想ロマンシリーズ,昏い月,歴史,異聞竹取物語,神坂 智子,秋田文庫,秋田書店,足利 尊氏

昏い月 古代幻想ロマンシリーズ7

あぁ。

「今日は『おてばん』の日」

とか思っていたら、長岡 良子を長岡 京子と打ってしまった……(笑)

ということで、時代は、南北朝に。
出てくる有名人が、足利 尊氏とかではなくて、佐々木 道誉っていうんだから、渋い(笑)

今までは、どうしても歴史のなかのシリアスな場面に出てこられなかった超能力者たちも、ちょっとずつ絡んできました。
ただ、やっぱり、力があると傍観者的な立場になってしまいますね。

このあたりの幻想と現実の絡め方は、神坂 智子のシルクロード・シリーズほど、上手にはいってないか。

「異聞竹取物語」が、自分的には、とっても気に入りました。
そうして、こんなふうに歴史の裏側をかけてしまうと、超能力者たちはある意味、いらなくなってしまうのかも。

読書,長岡良子古代幻想ロマンシリーズ,夢の奥城,秋田文庫,秋田書店,長岡 良子

夢の奥城 古代幻想ロマンシリーズ6

過去に戻って、中大兄皇子の話。
若き日の田辺大隅が大活躍するのかと出てくるのかと思ったら、ちょっと名前だけでした。

藤原不比等は、モテモテでした。