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三国演義5

劉備も退場して、いよいよ終盤戦です。

で、劉備死んだあとに、孔明の大活躍がはじまるのね。このあたりは、やっていることはけっこう「演義」の原作通りなのだと思います。そして、今まで以上に、孔明、あやしい力が増してきたな。
でも、この書き方だと、急におもしろさがダウンしたという印象はうけませんねぇ。逆にいうと、ここまで派手な展開にしないと、おもしろくないところにきているともいえるのかも……。

しかし、ストーリーは、原作通りでも、解釈はあくまで安能流なところが、すごい。

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三国演義3

関羽は、誰が書いても、どうしても、こういうキャラになって、なかなか難しいですねぇ。
あまりにも、元が強烈過ぎるのでしょうか?

三国志の英雄数あれど、神様になっちゃったのは、この人だけ??
そのあたりのアクの強さのせいでしょうか。

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三国演義2

赤壁あたりということで、孔明が、大活躍。
けっこう、賢いのをひけらかす若さみたいなのもかいてあって、そういう解釈のしかたもあるなぁと笑ってしまいました。

安能三国志は、あくまで、武将たちの三国志なんだなぁと思います。

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ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女

映画「ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女」を見てきました。

原作は、かの有名な児童文学です。
とか書いていますが、わたしは、まだ読んだことありません。実は、名作でけっこう抜けているものも多いです。
特に、ファンタジー系は、けっこう大人になってからの読書が多いので、ハヤカワ文庫と昔の講談社文庫((昔の講談社文庫は、ファンタジーでいい作品が多かったのです。安房直子、あまんきみこ、トーベ・ヤンソンなどなど))が中心なのです。
だから、「ナルニア国物語」とか、「ゲド戦記」とか、ミヒャエル・エンデとか、岩波のファンタジーは、けっこう読んでないものが多いのです。
まあ、文庫でないので、1冊1冊が高価でかかさばるという問題も、かなり大きいと思います。

でも、有名なので知識はあります。

「ナルニア国物語」の知識。

  • タンスの扉の向こう側に、ナルニア国が広がっている。
  • タンスを行ったり来たりの大冒険。
  • 「ライオンと魔女」の原題は、「ライオンと魔女と衣装ダンス」。
  • 魔女は、悪者らしい。
  • キリスト教の影響が強いらしい。

ぐらいです。で、これぐらいの知識で、映画を見に行きました。

映画の始まる前、ねぇさんのが買ったパンフレットを見て、さらに少し知識を仕入れます。

  • 1番下のムーミンみたいな子は、「頼もしのきみ」になるらしい。
  • 次男が、行方不明になるらしい。
  • 舞台は、第1次世界大戦中?

で、映画です。

以下、ネタばれもありますので、ご注意を。

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三国演義2

行動は、すごいオーソドックスなのですが、印象がちょっと普通と違うところは、登場人物が、メチャクチャ、ドライなところですねぇ。
これは、現代人ぽいといってもいいかも。

まあ、昔の人が純真だったなんてことはないかもしれないので、本当は、こんなものだったのかも。