平井和正,読書ウルフガイ,ルナテック,平井 和正,犬神,犬神明,黄金の少女

犬神明1 ウルフガイ10

こっからは、まったく知らない初めて読む「ウルフガイ」です。
パーミターが犬神明だって、明確にどこにも書いてなかったような。
これで、どんどん話が進んでいくのが凄いですね。

黄金の少女キムは、印象がうすくてなんか、名前からして髪の毛が金髪の犬神メイみたいなイメージをもっていたのですが、そうか、黒髪か。虎4関係だったかな。
このあたり、これより「月光魔術團」の方を先に読んでいるために、ゴッチャになってますねぇ。

犬神明は、「女狼のリツコ」からの流れで、自分の傲慢さをチクチクと自覚させられる動きです。
キムは、ひたすら本能のままに明を追いかける。
そして、謎の人造人間ビーが動き始める。

まだ、お話自体は動き出していない感じが強いですが、ウルフガイ・シリーズ完結編ということで、どんな着地をするのか楽しみです。

なんせ、平井和正のシリーズもので、着地したのを読むのは初ではなかろうか。

平井和正,読書ウルフガイ,ルナテック,平井 和正,犬神明,狼のレクイエム,黄金の少女

黄金の少女5 ウルフガイ9

読んだことのないラストシーン。
最後、キム、出てくるやん!!
というか、まさかの夢オチ!いや、キムの夢というわけではなくて、テレパシーみたいな力で、遠くであったできごとを追体験したみたいなことはわかるのだが……。
なんで、そうなるというのはわからないという。そして、結局、チェンバーズは滅びたという結論はここを読まないとわからない。

これ、ムリムリにでも、4巻ののお尻にくっつけておくべきだったのでは。
たしかに、キンケイドの話は、あそこで終わるのが良い感じなのだが、「黄金の少女」としては、ここまで入れておくべきでは。

ときどき、言霊使いは、ページに不自由になる。これはたしか、アダルト・ウルフガイでも、おこっていた現象だよなぁ。
なんだろう、狼の時代から天使の時代に変わるとき、バグるのか?
ということで、本の前半で「黄金の少女」が終わってしまうので、後半は、ウルフガイ・シリーズの番外編「女狼のリツコ」が載っています。

これは、「狼の怨歌」と「狼のレクイエム」の間のお話かな。
でも、この時点でスーパーヒーローである犬神明の欠点というのが、ものすごく明確に書いてあるというところは、平井 和正、凄いと思います。
多分、「犬神明」は、その部分を掘り下げていく話になるはず。

平井和正,読書地球樹の女神,女神,平井 和正

地球樹の女神10 最終版

これで一応、山登りの一件は終わりなのかな。

しかし、14巻で完結するとは思えない話の展開です。
もはや、なんの話がメインストーリーかわかんなくなってきています。……、が、四騎 忍が、自分の思ったとおりになんでもなる能力をものすごく怖がっているということは伝わってきました。

平井和正,読書アダルト・ウルフガイ・シリーズ,ウルフガイ,タイガーウーマン,ルナテック,天使,平井 和正,幻魔大戦,犬神,犬神明,狼のレクイエム

黄金の少女4 ウルフガイ8

4巻目。「タイガーウーマン」。5巻目なんて、しらなんがな。
ということで、このラストの半人半虎の虎2は、メチャクチャ印象的で覚えています。

でも、ジム・パッドンの正体とか、そういうのはまったく覚えていないという。

このシーンの開放感のためだけに、今まで鬱々があるかと思うと、さすがにやり過ぎ感は強いなぁと。
犬神明の活躍を長いことまった先の物語がコレだったら、そらファンも怒るわと思います。

わたしは、「幻魔大戦」から平井和正に入った人間なので、それほど、ウルフガイにこだわりがなかったから受け入れたのかも。
ただ、ほぼ内容を覚えていないことを考えると、「狼のレクイエム」第1部、第2部と比べると、かなり飛ばして読んでいたんだろうなぁと感じます。
新人がこれ本にしてってもってきたら、訳わからんと突っ返されると思う。
でも、凄い迫力だけはあるという……。

これは、ウルフガイ・シリーズの方も、アダルト・ウルフガイ・シリーズみたいに天使の時代に入るぞという宣言なのかな。

さて、次は今まで読んだことのない最終巻。
キム、出てくるの?

栗本薫,読書子ども,小学館,平井 和正,栗本 薫,神話,角川文庫,魔界水滸伝,P+D BOOKS合本版

魔界水滸伝11

魔界水滸伝、第1部完結。
多分、わたしが読んだのは、角川文庫版でここまで。あと外伝の「白銀の神話」を読んで、その後、止まっています。今回は、その次に進めそうです。

まあ、あの水滸伝の星の名前を読み上げていくシーンというのは、ものすごい印象的だったのでおぼえていたのですが、それがどうやって出てきたのかとかをすっかり忘れていて、この巻読むまで、そんなシーン、本当にあったのか、夢だったんじゃないかとちょっと思っていました。
そして、唐突に出てきて、やっぱりビックリした。

加賀が、役行者に、

「あれは、あなたが」

と聞いていますが、そういうのがなかったら、まあ、突然すぎだわなぁ。
これを、堂々とかけるというところが、栗本 薫の凄さだなぁと思います。普通、こんなんかけないよ。
多分、かけちゃうのは、栗本 薫と平井 和正ぐらいです。

さて、あいている名前3つは、だれでしょう。
1人は、雄介の子ども。1人は、涼の正体。いや、涼は敵にまわるのかなぁ。そして、あと1人が思いつかない。