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カヤナック

従姉たちの方をみると、すっかりとけ込んだ様子で遊んでいます。
なんか、まだ名前を聞いて「友だち」とまではいかないけれど、一緒に遊ぶ微妙な(笑)仲間が出来たもよう。
いい傾向だ。

子どもたち4人には、「カヤナック」を教えてあげよう。
そして、大人は「ガイスター」。

と思ったのですが、存外、「カナヤック」には、はやくに飽きちゃって、

「そっちのやつやりたーい」

と言う声が。
「ガイスター」が1ゲーム終わらないスピードで、こんな声が出てくるとは思いませんでした。
「カヤナック」の「やめられない、とまらない」魔力を信じていただけに、これにはかなりビックリしました。

けど、考えてみたら、魚が釣れたときに、

「ほーら釣れたよ」

と自慢して見せる相手がいないと、魅力が半減なのかもしれません。
対戦している相手が、全部子どもだと、釣れても自慢しても(自分の勝敗に関わってくるので)、あんまり誰もほめてくれないですからねぇ。

そのあたりは、モロに子どもたちのやる気に影響を与えるようです。

ガイスター

子どもたちだけで遊んでいて、お母さんが暇そうにしているので、「ガイスター」をオススメしてみます。
今、サンタさんが持ってきてくれるおもちゃを吟味中のようです。
それで、このゲームは、「ころぽっくるの家」にも置いてあって、すすめられたので1回ためしてみたかったそうです。

インスト。インスト。
ただ、従姉は、あんまり将棋とかをしない人みたいなので、ちょっと、難しく感じさせちゃったようです。
前も1回、大人に説明して、「難しそう」って言われちゃったことがあるんですねぇ。
まあ、りんのインストの不味さというのはおいといて(そこが問題という可能性もありますが)、かえって、子どもに説明した方が、スッと入ることがあるようですね。

まあまあ、何よりも、1回やってみましょう
と思ってコマを並べているところに、ゲームを終了した子どもたちが来襲(笑)。
なぜか、2人から4人に増えています(笑)

「そっちやつのやりたーい」

の声。

人のやってるゲームは楽しく見える(笑)
そして、「ミッドナイトパーティ」の魅力を知っているので、オバケのゲームは、けっこう印象がいいようです。

でも、4人では無理です。

まあ、ガイスターは、お手軽なので、また、遊ぶ機会があるでしょう。

ガイスター

/ Drei Magier


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ピック・イット

これは、アブストラクトゲームと分類していいのかどうかわかりません。
マッチ棒のような棒と、カードで遊ぶパズルのようなゲームです。

「ころぽっくるの家」で、

「これは、けっこうオススメですよ」

と言われて購入したのですが、箱はヨレヨレ、中身は地味と、ちょっとショックを受けたゲームです。
でもこれ、やってみるとお店の人が言われるとおり、オススメなのですよ。

今、Webで、「ピック・イット」で検索をかけてみたのですが、ゲーム関係のところではあまり取り扱ってないみたいです。
唯一、おっ、「所有ゲームリスト」というページに「ピック・イット」が載っているぞとクリックしてみると、わたしのサイトでした……。
なんか、塾のようなサイトで教材・教具として紹介されていますな。
でも、塾で知育玩具にしておくにはけっこう惜しいと思います。

今回の「うつぼゲーム会」には、見学者として将棋を指される大人の方がたくさん来られていました。
その方のお1人が、興味ありそうにゲームの山を見ておられたので、ちょっと紹介させていただきました。

「これなんかは、非常に簡単でオススメですよ」

将棋をされる方ということで、地味な印象のゲームの方がしっくりくるかと思ったことが、このゲームをオススメした理由かもしれません。
そのときは、無意識にこれを手にしていたわけです。

「簡単なゲームなので、1回、やってみましょうか?」

5本の棒とカードを使って遊びます。
カードには、5本の棒を使って作ることが出来るいろいろな形が描いてあります。
いくつか、遊び方があるのですが、今回はすぐにできる1番簡単なルールで遊びました。

各プレーヤーに、カードを5枚ずつ配ります。
残りは山札です。
山札から1枚カードを引いて、そのカードの通りに棒を並べます。棒を並べられたら、そのカードは捨て札になります。

手番のプレーヤーは、棒を1本動かして、自分の手札の1枚と同じパターンを作ります。作ることが出来たカードは、捨て札になり手番が終了します。もし、同じパターンが作れない場合は、山札から1枚カードを引いて手番終了です。
こうして、パターンを作ってカードを捨てていき、はじめにカードが無くなった人が勝者です。

パターンは、逆さまだろうが、左右逆であろうが、かまいません。
最終的には、手札すべてを捨てなければならないのですから、ただ、出せるカードを出してパターンを変えていくだけでなく、どういう順番で出していったら出しやすいかということも考えていかなくてはなりません。

途中、どんどんカードが増えていくときもあるのですが、作戦がはまって、どんどんカードのパターンどおり棒がおけると、

「俺って、天才かも?」

という快感を味わうことができます。

大人でも、けっこう左右逆のパターンとかは、わかりにくくて頭を使います。
将棋の方はさすがで、途中でコツを掴んだようで、どんどん連続でカードを出されて、手札を見事0枚にされていました。

もう1つの遊び方としては、自分の手番で、出せるパターンは連続して出せるというルールをつけ足すことができます。
このルールだと、一発逆転の可能性もでてきて、よりエキサイティングに遊べると思います。

プレイが終わった後、

「上級ルールとして、出せるカードがある限り連続してカードを出していくルールもあるんですよ」

という話をしていたら、ちょっと興味を持ってくださったようで、

「これ、今でも、手に入りますか?」

と聞いていただきました。

えっ、これ、今でも手にはいるのだろうか?
購入したのは最近ですが、店の奥の方に埋もれていた感じもしないではありません。
他の店で見た記憶はないしなぁ。

「えーと、これは、『ころぽっくるの家』という小さなおもちゃ屋さんにあって、今も手に入れられるかどうか、ちょっとわかりません」

しどろもどろになってしまいました。
うーむ。普及、いい線までいってたと思いますが、後一押しが難しいですね。

また、勉強しておこう。

このあたりで、皆様、場所を近くの公園に移して、「伝統ゲームを遊ぼう」のイベントがスタートしました。
でも、わたしは、残念なことに前半はお留守番組に。

しかたがないので、ゲームマーケットでスタッフが購入してきたゲームをあと1人、一緒にお留守番したスタッフと遊ぼう。

ヒット 人数 3人~
スペース・ステーション 人数 3人~
伝説のかけら 人数 3人~
カウント・ダウン 人数 3人~

お留守番の人数。2人。
ふぇーーん(泣)

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将棋

ということで、女の子軍団は、自分たちに任せて、男の子と将棋。
もちろん、わたしには訳がわからない中将棋ではなく、普通の将棋です。

今回、用意されていた将棋は、初心者用の特別仕様でした。
どう初心者仕様かというと、コマが四角くて大きくて、そのコマが進める方向がすべて矢印で示してあります。

「これなら、初めての子でも安心ですねぇ」

と言うと、

「あーでも、これ見てやってるようでは、強くなるには厳しいけどね」

とスタッフから厳しい返事が(笑)

多分、その通りなんでしょう。でも、幼稚園ぐらいの子が、やり始めるスタートとしてはいいのではないでしょうか。

今回対戦するのは、そんなレベルはとっくに卒業という感じの小学校中学年ぐらいの子です。

「強いんか?」

と聞くと、

「けっこぅ強い」

とのこと。

「それは、自分で強いと思っているだけか?それとも、誰か、きみが強いと言ったのか?」

このあたりこだわりすぎなのは、わたしの将棋の腕がヘボで、相手と打ち始めても、かなり決定的な場面になるまで、相手の実力がわからないということがあります。
本当に強いのなら、全力でお相手しないと面白くないだろうし、かなり弱いのなら、こっちのコマを落とすことも考えなければなりません。

「お父さんも、『お前、けっこう強くなったなぁ』と言うてはるぐらいや」

どうやら、日常的にお父さんと将棋で遊んでいる感じです。
なら、強いかな?

「お父さんと遊ぶときは、コマをおとしてるか?」

と聞くと、全部使っているということだったので、コマ落としなし、全力で遊ぶことにします。

角道を空けて、飛車をついていってと、なかなかオーソドックスなスタート。
わたしだって、はじめの数手は、ちゃんと理屈にあった将棋が打てるわけですよ。

それが不思議なことに、中盤、双方のコマのリザーブが増えてくると、どんどん金将、銀将、王将が、上へ上へと上がっていってしまうんですねぇ。
なんていうんですか?いってみれば空中戦?

「うわ。どういう展開でこうなって、これからどうなるのか、全然、わからんなぁ」

後から盤面をのぞいた大人の人に、また、言われてしまいました(笑)

こういうわけわからん乱戦は苦手だったのか、まず、相手の角行をゲット。それを使って、飛車もゲット。
飛車、角行が、全部こっちにそろってしまいました。

けっこう何手か、イヤーな手は打ってきたもののこの不利な形勢を逆転されるまでにはいたらず、ゲットした、飛車、角行、桂馬で、相手の王将を追いつめて、大人げない(笑)わたしの勝利でした。

実力は、ちょっとわたしの方があったようです。

子どもの「ぼく強い」は、あんまり信用ならんかな。

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ミッドナイトパーティ

そういえば、カードのゲームばっかりしています。
ちゃんと、ボードゲームもしたいなぁ。ということで、「ミッドナイトパーティ」。
これも、初めてゲームをする子どもたちに紹介するのにとてもよいゲームです。
それなりに戦略もあって、本当に小さい子から中学生ぐらいの子まで楽しむことができます。

そういえば、午前中、「こぶたのレース」以外にも、このゲームでご家族と遊びました。その時は、そのお家のお母さんは、ひたすら息子のコマを助けるためにサイコロを振っていました(笑)。基本的には意地悪の仕合が楽しいのですが、そういう感謝の言葉の出るプレーもなかなか味のあるものでした。

ルールを説明して、まずは、1回目。
うん。いい感じで、盛りあがります。
続きをするときのコマの配置のルールを教えて周りをみると、手持ち無沙汰そうな男の子が1人。

「一緒にするか?」

まぁ、このすごい勢いのある女の子軍団のなかに入ろうという気にはなかなかならんか。

「おっちゃん、ぼく、将棋したいなぁ」

ふむ。
この子たちとは、充分長い時間遊んだな。後はほっといても、「ミッドナイトパーティ」を2、3回続けるでしょう。

「自分らだけでできるか?」

と聞くと、

「大丈夫」

と頼もしい返事です。

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東では、ゲームマーケット2003が開催されていた2003年3月23日、同日同時刻(?)大阪の西区民センターでは、スプリング・フェスティバルが開催されていたのでした。

「世界のボードゲームを広める会ゆうもあ」も、昨年11月の西区民祭り「文化のつどい」に引き続き、テーブルゲームのコーナーを出すことに。
わたしも、スタッフとして子どものゲームのお手伝いに行って参りました。

じつは、去年の11月の時点では、わたしはまだ「ゆうもあ」のスタッフではなく、「文化のつどい」には参加しておりません。
先輩スタッフのお話しされているのを聞くと、野外のテントでのゲームだったので、風が吹くとカードとかが飛びそうで、けっこう大変だったそうです。

今回は、西区民センターの室内ということで、かなり落ち着いて遊べるはず。
できたら、子どもだけでなくって、一緒に来ておられる大人も巻き込んで遊べると楽しいなぁという野望もあります。

やっぱり、子どもだけで遊ぶと、大人にとっては「子どもの時間」つぶしぐらいにしか感じてもらえません。でも、一緒に遊んでもらって良さが伝われば、

「ちょっと、子どもと一緒にプレーしてみようかな」

という人も増えてくるかもしれません。

ちょっと、遠いところからの参加ということで、10時スタートの会場にわたしが入ったのが、10時15分すぎ。
西区民センターの前には、すごい人だかりが。入り口のあたりには、いろいろ出店が出ていて、おいしそうなにおいが。

ボードゲームのブースは……3階!
階段をぐるぐるのぼって3階へ。
階段からすぐの最初のお部屋は、「てっちゃんのお部屋」でした。
かなり、大きなお部屋には、机がならべてあって、その上に線路が引かれ、多分Nゲージとかいうあの電車が走っておりました。
楽しそうだ!!

で、ボードゲームのブースは、お隣でした。
「てっちゃんのお部屋」に比べるとちょっと小さいお部屋です。

うーむ。3階のかなり奥の部屋ですか。ここまで、小さなお客さんたちは来てくれるのだろうか……。

もう、机の用意などはしっかりと先に来てくれていたスタッフたちの手でしてあります。
入り口の入ってすぐのテーブルには、「みつけてピカチュウしっぽでバンバン」が。
主にドイツゲームを中心に広めている「ゆうもあ」としては、日本のアニメのキャラクターを使ったゲームということで、とってもめずらしいゲームです。
でも、小さな子にもできる優れた認識ゲームです。

これは、まずは入り口では、ちょっと敷居を低くして、子どもたちが安心してボードゲームを始められるようにという大変高度な考えの上でのレイアウトとみた。

その奥のテーブルには、前回、すごく人気があったという「カラバンデ」がセットされています。
この前わたしも経験した、おはじきレースゲームです。
幼稚園の子がプレイするには、テーブルの背がちょっと高すぎるので、こっちは、小学生ぐらいの子対象という感じです。

他のテーブルには、ゲームはセットされていず、入り口の右側のテーブルにゲームがつまれております。

「ソロ」、「こぶたのレース」、「ガイスター」、「ミッドナイトパーティ」、「ようせいさがし」、「動物さがし」、「ブラフ」……。

うつぼゲーム会でもおなじみのゲームたちのなかでも、特に小さな子でも楽しめるものを中心に選りすぐられたゲームです。

それから、「チェス」、「入門用の将棋」、「中将棋(?)」。
ディスプレイという感じで、しっかりとコマがならんでおいてあります。
「チェス」は、クリスタルというか透明のコマで、けっこうきれいです。
スタッフの人にお話を聞いたところ、この中将棋は、普通の将棋と違って、取ったコマを打つことはできないそうです。また、やっぱり王将を取られると負けなのですが、成ると「太子」になるコマがあって、「太子」が盤上にあると、王将をとられてもOKなそうです。す、すげえルールだ。
「仲人」とか、なんか戦いにはそぐわないような名前のコマも。

「『なこうど』ではないよ」

そうですか。

お客様は、わたしが着いた時点では、小学校高学年ぐらいの女の子が1人。1人の女の子って、ゲームに誘いにくいんだよなー。
やっぱり、こっちはいかつい顔したおっちゃんじゃないですか。声をかけても、なかなか、警戒されてしまうわけです。まぁ、そういう警戒は、自分のみを守るためにけっこう大事なのだと思います。これが、3人ぐらいのグループになると本人たちもかなり強気になって、ノリもよくなるわけです。
あと、ゲーム自体も2人ですると考えると、けっこう限られてくるものがあります。
将棋、チェスなどのすぐれた2人用ゲームというのはあるのですが、コマの動かし方をしらないとなぁ。うーむ。

ということを考えながらも、まぁ、声をかけなきゃ始まらないということで、

「なんかゲームしましょうか?」

と出来るだけ優しく、優しく声をかけてみるわけですね。優しくといっても森のくまさんみたいな感じです。森のくまさんこわくないですが?わたしは、森でくまにあったらこわいです。しかも、後からついてきたら泣きそうになると思います……。