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クク21

さて、夜も更けて参りました。
そろそろお帰りの時間です。

最後に簡単なゲームを。
ということで、「クク21」です。

「クク」というカードゲームがあります。このククカードというのは、トランプみたいなもので、複数の遊び方ができます。
そのなかで、日本で1番よく遊ばれているのは、「カンビオ」というゲームです。これは、実際に遊ばれている海外のククのカードを使ってする「カンビオ」とは、また微妙に違ったルールのゲームだそうで、日本で広まっている遊び方は、草場純さんが作られたそうです。
日本で「クク」といえば、ほぼこの「カンビオ」のことを指します。

「クク21」は、その「カンビオ」のルールにアレンジを加えて専用カードにして遊びやすくしたものです。
「カンビオ」は、カードによっていろいろな特殊効果があるのですが、「クク21」では、その効果がすべてカードにしっかりとかかれていて、わかりやすくなっています。

ゲーム自体は、簡単です。
カードを1枚だけ配られて、それで、カードの大きさを競い合います。1番小さな数字を持っている人が負けになります。基本、負ける人だけが決まるゲームです。
まあそれだと、配られた時点でなにもかも決まってしまうので、1回だけ自分の手番がまわってきて、その時に、手札を右側の人と交換するかどうかを決めることができます。
自分の手札が、他のプレーヤーのものより小さいと思ったら交換を申し出て、大丈夫と思えば交換をしなければいいわけです。
基本的に、交換を拒否することはできません。だから、小さい数のカードは、どんどん下家に流れていくことになります。

でも、負けるのかどうか微妙なカードというのもあります。真ん中あたりの数字は、五分五分。交換したことによって、小さくなってしまうかも知れません。

さらにそこに、カードの特殊能力が絡んできます。
交換を拒否するカードや、交換しようとしたプレーヤーを脱落させようとするカードもあります。

負けたプレーヤーは3回戦目までは罰金を払ってゲームにもどることができますが、4回戦目からは生き残りゲームになって、負けると脱落してしまいます。
こうして、最後に生き残った1人が、参加料や罰金で貯まったコインを全取りするという博打なゲームです。

「クク21」の場合は、このカードの特殊効果が、元の「クク」の「カンビオ」からアレンジされています。
ただし、このアレンジされたルールというのが、ちょっとくせ者で、「カンビオ」の経験者にとっては、ちょっと混乱の元となっています。

1番のアレンジは、「式典」です。
「クク21」で追加された特殊能力の中でも、「式典」は特別に異端な能力を持っています。
「カンビオ」は、基本的にコインの動きというのは、1人の勝者が全取りするゲームなのですが、このカードはなんと、ゲーム中にコインのやりとりをするというカードです。
このカードは、さらに「クク21」の1版と2版でルールが変わっていて、さらに、混乱に拍車をかけております。

1版の「式典」は、交換を申し出て交換が成立したら、プレーヤー全員からご祝儀として1枚ずつコインを受け取るという能力でした。
多人数で「クク」をしているときに、スタートプレーヤーがこのカードを持っていて、交換を申し出たりすると、下家のプレーヤーは、ものすごい勢いでコインを削られていきます。
今まではコイン0枚のギリギリのところでも、なんとか耐えて、1位になってたまったコインを取るぞというのがあったのですが、このカードがあると、「ご祝儀」で脱落ということが起こります。これが、いわゆるご祝儀貧乏というやつです。
ただし、この能力は「式典」を持っているプレーヤーが交換を申し出たときだけ効果を発揮するので、せっかく「式典」が配られたのに、上家から交換を申し込まれて、上家に無理矢理「式典」をチェンジされてしまった場合は、不発になります。

2版以降の「式典」は、このカードを5以上のカードと交換した場合に「ご祝儀」が貰えることになっています。

うーん。
まず、今まではどんなカードでも、「ご祝儀」が貰えていましたが、新しい版では、「5」以上のカードでないと貰えません。ちょっと条件が厳しく成りっています。旧版では、即アウトにならない限りは交換されたカードというのはなんでも取りあえず収入があったのですが、新版では不発になる割合が少し上がって、チェンジのリスクが上がりました。また、不発になる場合があるので、ご祝儀を取られる頻度も、以前に比べると少なくなりました。
これは、旧版で、あまりにも「式典」が強いというか、ご祝儀貧乏になった人が多かったということだと思います。
さて、さらに新版ですが、カードのテキストを読む限り、「自分から交換を申し出て」という条件が抜けています。
ここが、本当に抜けていて新版では、自分から交換を申し込まなくても、交換できたら「ご祝儀」が貰えるのか、それとも、やっぱり自分から交換を申し込まなくてはならないのかは、ゲームを始める前に、もう1回、全員でルールの確認をして置いた方がよいと思います。

今回は、わたしは旧版のルールが頭に残っていたので、「自分から交換を申し込んだ場合のみ」としましたが、どうも、カードのテキストを読むとその制限はとれているのではないかと思います。

あと、そんなに気にしなくてもいいことなのですが、「家」と「馬」を持っている人の手番です。
「家」と「馬」は、チェンジを申し込まれた時、スルーを宣言することができます。スルーと言えば、チェンジを申し込んだ人は、スルーした人の次のプレーヤーとカードを交換することになります。
これは、「クク21」でも、「クク」の「カンビオ」でも同じです。
で、「クク」をしていたときは、これらのカードで「スルー」をした後は、「スルー」したプレーヤーは、手番パスみたいな感覚でした。
でも「クク21」では、能力を発揮したあと手番がありますと書かれています。

「プレーヤーA」→「プレーヤーB」→「プレーヤーC」と3人が並んでいて、「B」が「家」のカードを持っているとします。

すると、「A」が、

「チェンジ」

といって、「B」は、

「スルー」

して、「A」と「C」がカードを交換します。その後、「クク」の「カンビオ」では、「C」の手番になっていたのですが、「クク21」の場合は「B」の手番がくるのかなぁ。
ルールブックに、カードの効果を発揮した後、そのプレーヤーの手番と書かれています。

「クク」の「カンビオ」の場合は、「馬」も「家」も強いカードなので、ほぼ交換はあり得ません。
でも、「クク21」の場合は、「家」が微妙な強さです。でも、「A」と「C」がチェンジした後に、「B」の手番がきてチェンジをしたとしたら、「B」がもらうカードはチェンジを拒否した元々「A」が持っているカードということになってしまいます。
うーん。わざわざ、チェンジする理由がまったくないような気がするので、それは考えなくていいかぁ。

今回は、でこねぇさんとアミーゴちゃんが、コインをどんどんすり減らしていく感じでした。結局、どっちかが破産してゲーム終了だったかな。

「アミーゴちゃん、けっこう破産寸前だったのに耐えたねぇ」

とでこねぇさんが、感心しておりました。

「わたしという、一緒に破産しかけのプレーヤーがいたからかな」

というわけで、双子と遊ぶ土曜日は終了しました。

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R-Rivals

そろそろ夕食ということで、ねぇさんは、用意。
ちょっと空いた時間に、すぐにあそべるとゲームということで、和邇之児さんとカナイ セイジさんの「R-Rivals」です。

「ラブレター」は凄いゲームで、4~5人の子ども達とゲームを遊ぶときのド定番です。まあ、子どもだけでなくゲーム慣れてないよという人と遊ぶときは、このゲームを最初にすることが多いです。
でも、2人で遊ぶときは同じカナイ セイジさんの「RRR」が好きです。

「ラブレター」、「RRR」ぐらいから、カナイセイジさんのゲームを知ったので、初期のゲームはやりたいけれど品切れな状態で遊べなかったのです。

「R」は、そんななかの1つで、遊びたいなぁと思っていたのですが手に入らないゲームでした。でも、最近、この「R」をリメイクした「R-Rivals」が出たのです。1
「R」に追加ルールをつけたものみたいです。

情報としては、「ラブレター」の様にたった16枚のカードだけをつかったカードゲームらしい。でも、「RRR」様な2人用の対戦ゲームらしい。
ということで、これだけで、けっこうワクワクします。

それぞれのプレーヤーは、8枚ずつのカードを持ちます。お互いに、同じカードです。青い国と赤い国。

8枚全部が手札です。プレーヤーは、それぞれ1枚手札を選んで、同時に公開してカードの強さを比べます。
1度使用したカードは、もう使用できません。次のカードを選んで、また勝負します。
4回先に勝利した方が、勝利です。

カードには、数字かかかれていて、基本的にその数字が強さを表します。だから、基本はトランプの「戦争」みたいな大きさ比べです。大きな数字が勝ち、小さな数字が負けます。同じ数字だと、勝負は保留になり、次の勝負に持ち越されます。

でも、それだけではありません。カードは、それぞれに特殊能力を持っています。

この世界で、最強の8という強さを持つ「王子」のカードは、2の強さしかない「姫」のカードに負けてしまいます。
その他、絶対に勝負を保留にしてしまうカードや、本人はたいした数ではないけれど、次の勝負を有利に進めるカード、相手と数字を入れ替えてしまうカードなど、いろいろです。

遊んでいる感じは、4回勝負のじゃんけんをしているみたいな感じです。まあ、時間も5分ぐらいで終了する簡単なゲームです。
すごろくやさんの「ぐーすか、ぱーすか」に似たプレイ感かな。

けど、けっこう迷います。

わたしが迷うのは、スタートですねぇ。

「王子」は、後に出せば出すほど、相手の「姫」とバッティングしやすくなります。なら、最初から、出して置いたらどうか。そうすれば、「姫」はただの2点のカードになって苦しいはず。

とか、

いや、それを読んで「姫」とか「王子」で合わされるとまずいので、「道化」から始めて、2回戦目に「王子」でとるか?

とか、

いやいや、2点取れる場面があれば、「相手」も全力でくる可能性があるから、そこは「姫」を出す……いや、「姫」はあまりにもリスキーか?

とか、いろいろ楽しいです。

そして、ゲームが進むにつれて、お互いに手札が減っていきますので、最終的には、二択的な展開になります。

これは、あんまり「もう絶対に勝てないやん」という感じにはならずに、負けても「あっちだったか~」という声が出そうになってけっこう楽しい。

今回は、わたしが勝った記憶が。

他のゲームの手番決めとかに使ったらいいと思ったけど、2人用なのね。

  1. あと、「RR」というゲームもあるらしい??これは、リメイクされて「RRR」の元になったようです。 []

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マスクメン

マスクメン
オインクさん、あいかわらずデザイン素敵

春のゲームマーケットの新作。
何かと話題を振りまいているオインク・ゲームズのゲームです。

でも、うちは結構、オインクさんのゲーム好きで持ってます。

1番は、キャンディのやつです。あれは、超ちっさい子でも楽しめる良いゲームです。

あまり同人ゲームに興味のない和邇乃児さんが、購入というからには、相当なゲーム。

オインク・ゲームズということで、見た目もかっこいいのです。
カードには、マスクメンの絵。そして、マスクメンの強さを示すために並べるチップが、かっこいい。
プロレス、全盛期の世代ですから。

でも、見た目はかっこいいけど、遊び方がルール読んだだけでは絶対に遊べないという噂も聞いています。
この前、キーウィさんに行ったときに購入しなかったのは、そのせい。

「確かに、ルールを読んだだけでは、さっぱりわからないかも」

と、風車型にマスクが並ぶ例なんかを見せながら、和邇乃児さんも。

「でも、ちゃんと遊んだ人に教えてもらえば、そこまで複雑じゃないし、けっこういいよ」

とのこと。
風車型……忍者?

基本、トランプの大富豪みたいなゲームです。
前にリードされているカードよりも、強いカードを出していく。
複数のカードがリードされていたら、複数のカードを出さなければならない。
できなければパスで、1番手札をなくした人が勝利します。
でも、カードの種類はあっても、数字はかいていません。
それどころか、カード間の強さも、決まっていません。

???

プレーヤーが、それぞれの思惑でカードを出していくことで、強さが決まっていく。
なかなか、不思議なテイストのゲームです。

まずは、デビュー戦。
最初のリードプレーヤーは、自分の手札から、1枚だけ好きなレスラーをプレイします。

次の人は、それより強いカードを出すか、パスをするかです。
強いカードというのは、要するに、そのカード以外で、2枚組のカードです。
もし、2枚組のカードが出せたら、この2人のレスラーの間の強さが決定します。
マスクのチップを、その順番に並べます。

2枚出したプレーヤーがいた場合は、次のプレーヤーは3枚出すか、パスをするかです。
3枚出せれば、その3人のレスラーの序列が決まるわけです。

一気に一緒に出せるカードは、同じカード3枚までです。

もし、3枚組がでたら、あとの人はパスすることになります。
まだ、出ていないレスラーの強さは未知数なのですが、4枚組として出せないので、証明できないのです。

こうして、全員がパスをしたら、最後のカードを出した人が、新たなリーダーとなって、手札からレスラーをプレイしていきます。

このとき、既に、場にプレイされたレスラーを出してもいいです。この場合は、同じカードを組で出してもOKです。
組でカードが出された場合は、強さが確定していてそのレスラーよりも、強いカードの場合は、リードと同じ数たげ、まだ、強さが決まっていない場合は、それよりたくさんの数の組になったレスラーをプレイしなければなりません。

このとき、新たなレスラーのデビュー戦として1枚だけだしてもいいです。
この場合、さっき出された3枚のカードの強さは決まっていますが、その3枚と、今プレイされた1枚との序列は、まだ決まっていません。

その場合、強さが保留になります。
で、次の人は2枚カードを出すわけですが、その2枚が、既に出されているカードだった場合は、すくなくとも、今デビュー戦を飾ったカードは、そのカードよりも弱いことになります。

さあ、そろそろ、訳がわからなくなってきたぞ゛。

こうやって、序列が保留になったり、確定したりしながら、どんどん進んでいきます。

この強さが確定したり、確定しなかったりしている図が、ルールブックの謎な図になるそうです。

強さが確定しているところは、より強いカードをリードと同じ枚数だけ出せばいい。

強さが確定していないときは、より多くの数で組を作って出せば、前のカードよりも強くなるのです。

やっていると、面白いプレイ感覚です。
どうやって、考えていいのかわかりません。
自分がたくさんもっているカードを強くしたいわけですが、たくさん一気に使うと、なくなってしまいますし。
だいたい、自分の手札にいっぱいある時点で、多分、他のプレーヤーにとっては、いらないカードであったりします。

でも、強さが確定してからの出し方のコツ(組から出していけば、絶対に負けないぞ)とか、リードをいつ取りに行くかとか、確かになにかありそうな感じです。

強い人は、強いという話なので、それを、ああでもない、こうでもないと考えながらやるのは、楽しそうです。

うーん。軽いテイストで、良い感じです。
一回、デビューするまでは未知数だけど、格が決まったら固定というのも、なんか、プロレスというフレーバーとあっている感じがして楽しいです。

佐々木 隼,新澤 大樹
オインクゲームズ
発売日 :

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陰謀

2つ目のゲームは、これも、懐かしい「陰謀」です。

小さなカードゲームで、これも、おてばんでして楽しかったので購入したけども、その後、けっこう遊びにくくて遊んでもらえないゲームです。
多分、2回ぐらい遊ばれただけで、棚のこやしになっていました。

なにが、遊びにくさの原因かというと、やっぱり、カードについた特殊能力かなぁ。
このゲームは、特殊能力バリバリのテキストのついたカードがあります。

このカードテキストを訳の一覧表から探し出して読むというのが、若干、大変なのです。ということで、このカードテキストをシールにしてカードに貼ったら、遊びやすくなって、みんな遊んでくれるのではないかという思いがあってシールをつくりました。

シール作りが自分の中ではやりなのです。
実は、「大聖堂 果てしなき世界」のシールの前には、このゲームのシールを作っておりました。

といいながら、楽な方がいいので、誰かつくった自作シールが落ちてないかなぁと、ネットを検索していたところ1、わたしの持っているルールにはエラッタがあるということが判明しましたので、そこもちょっとなおしてシールをつくりました。

今回は、せっかくシールも作ったしということで、このゲームのプレイを主張(笑)

目的カードというカードがプレーヤー人数分、場に置かれます。
各プレーヤーは自分の手番にその目的カードのどれかの下に、自分の手札から1枚影響カードを裏向けに配置していきます。

基本、自分が欲しいと思っている目的カードの下に、自分の影響力カードを配置していきます。
目的カードは数字を持っていて、基本的に数字が点数です。

また、自分の影響カードも数字を持っていて、規定の枚数が場に置かれたら、すべてオープンになって、それぞれの列のプレーヤーごとの影響カードの数字を足して、1番数字が大きい影響力の強いプレーヤーが、その目的カードを手に入れることが出来ます。

まぁ、要するにデカい点数の目的カードのところに、デカい数字の影響カードを置けということです。

これを6ラウンドして、目的カードがどれだけ取れたかで点数を計算します。まぁ、目的カードには、数字の他に分野というパラメーターがあって、全分野の目的カードを集めたら点数が倍になるとか、全部種類あつめてかぶっていたカードはマイナスになるとか、いろいろありますが、単純にいうと、こんな感じです。

みんな、もっている影響カードは同じです。でも、手札は3枚だけで、ランダムで引いてきます。

これだけでは、単純な大きさくらべのゲームです。ちょっと複雑な手番のあるトランプの「戦争」っていう感じです。

で、このゲームのみそは、自分が配置したカードの下に誰かがカードを置くと、上に配置されたカードが表向けになるところです。

だから、2枚目のカードをだすと、1枚目のカードがめくられて、相手がそこにおいたカードの強さが分かります。
それを見ながら、自分に有利になるようにカードを配置していきます。

時には、自分のカードをめくって、相手に「この列は簡単にはとれないぞ」ということをアピールするのもいいかもしれません。

さらに、ほとんどのカードには、特殊能力がついています。この特殊能力が強力です。カードが表を向いたときに即効果を発揮する能力と目的カードを分配するときに効果を発揮する能力があります。

例えば、即効果を発揮する能力では、暗殺者は「このカードをめくったカードを捨て札にする」です。
罠を仕組んで置いて、相手が勝負をかけ下に置いてきたカードを捨て札にしてしまうのです。

例えば、目的カードの分配するときに効果を発揮するカードは、「物乞い」です。このカードがあれば、その列でもっとも強いものではなく、もっとも弱いプレーヤーが、目的カードを手に入れることが出来ます。

この自分のカードを裏向けにセットする感じが、罠を仕掛けるような感じで、「陰謀」という名前にピッタリで楽しいのです。

ただし、手札はランダムにくる3枚だけで、うまく勝負にでたいときに、いい手札がない場合も多いです。

今回は、1点とか点数低いときばっかり、大きな数のカードがきて、勝負所の手札がまるでダメでした。
悲しい。

これは、多分、5、6人でやった方が、選択肢がひろがっておもしろいのではないかと思います。
3人だと、どうしても、めくられた目的カートが偏ると、どうしようもない感じになります。

今回、最初の法に大きな目的カードがめくられて、最後の方に小さなカードがかたまってしまっていました。
そのあたりバランスが、少人数ですると悪くなる気がしました。

今回は、裏向きに自分が置いたカードを確認してもいいことにしていました。基本、自分が置いたカードだから、自分で分かっているだろうということで。でもこれ、けっこう自分の置いたカードも忘れてしまいそうなので、裏確認できないルールでやると、さらに大混乱になって楽しかったかも。そうなると、覚えることが重要なゲームになります。

まあ、せったく日本語化したので、また、遊びたいです。
ぜひ、5人以上でしてみたいです。

ちなみに、間違っているらしいルールは、

魔女
誤)その列に置かれている、魔女自身を含むポイントが9以下のカードはすべて取り除かれます。
正)その列に置かれている、魔女自身を除くポイントが9以下のカードはすべて取り除かれます。

隠者
誤)その列のこのカード以降のカード(誰のものでも)1枚につき、隠者のポイントを-1します。
正)その列のこのカード以外のカード(誰のものでも)1枚につき、隠者のポイントを-1します。

小さな巨人
誤)その列のこのカード以降のカード(誰のものでも)1枚につき、小さな巨人のポイントを+3します。
正)その列のこのカード以外のカード(誰のものでも)1枚につき、小さな巨人のポイントを+3します。

の3枚だそうです。

ルッツ・シュテポナート,Lutz Stepponat
Hans im Glueck Verlag
発売日 :
  1. 最近、カードと一体化できるようなキレイなシールがあるじゃないですか。ああいうのがあるといいなぁと思っていたのです。 []

ボードゲーム,ボードゲーム日記,聖地巡礼お先に失礼しま~す,そっとおやすみ,ウィザード・カードゲーム,カルカソンヌ,サンファン,トランプ,トレンディ,ニムト,ヘックメック,ボードゲーム

まずは、いつものように(といいつつ、まとも「ボードゲーム日記」を書くの自体が、メチャクチャ久しぶりですね)前ふりです。
しばらくは、聖地までたどり着かないのですが、おつきあいくださいませ。
というか、例によって、ボードゲームを遊ぶところまですら、いかないという……。

7月19日(土)と20日(日)は、年に1度の社員旅行でした。

行った場所は、名古屋とナガシマスパーランド。
バスに乗って、行き帰りです。

1日目は、名古屋で観劇なんかをして、2日目はスパーランドで、それぞれ自由行動というスケジュールでした。なんでしょうね、社員旅行で自由行動(笑)。
まあでも、うちみたいに年齢層に幅がありまくる仕事場は、スパーランドみたいな場所では、それぞれ、世代別にわかれて自由行動にした方が、楽しめるみたいです。
最近のトレンドです。わたしが、まじめに社員旅行に行っているここ3年ぐらいは、うちは、ずっとそうですね。

名古屋、2日目、自由行動。
せっかく、名古屋までいったのだから……。

そう、名古屋といえば、ボードゲーマーのもう1つの聖地が!!

2日目に、スパーランドから抜け出して……。けっこう、スパーランドって、へんぴなところにあるんだなぁ……。もういっそ、そのまま、新幹線で帰るか??

もはや、自由行動の域をはみ出しています。

「……ということを考えているのだが、どうだろう?」

と、ねぇさんに、相談。

「えー、1人だけで行くの?」

ということで、2日目に、悪人(?)2人、名古屋で落ち合うことに。

しかし、よく考えたら、名古屋は経由しただけで、スパーランドは、全然、名古屋ではないということに、方向音痴なわたしは、気づくよしもなかったという……。

ということで、旅行の準備。
仕事場の人たちと遊べるかもしれないので、ゲームの用意に余念がないわたし。

「ニムト」に、「カルカソンヌ コンパクト」に、「操り人形」に、「ウィザード・カードゲーム」に、「そっとおやすみ」に、「ヘックメック」に、「マンマミーア」に、「お先に失礼しま~す」に、「トレンディ」に、「サンファン」に……。

「えっ、そんなに持って行くの?泊まるの1晩だけだよね!」

だって、だって、いかなる状況にも、対応できるように……。
泣く泣く、「サンファン」は、置いていくことに。

「ウィザードも、けっこう時間かかるし…」

「ほら、でも、これトランプのかわりになるから!!」

おまえは、ワザワザ、こんなけゲーム持っていっといて、トランプするんかい!!いや、関西大会2位としては、ウィザードは外せないでしょう(笑)

さて、どんな道中に?