BASTARD!!-暗黒の破壊神-23
「BASTARD!!」は、たくさんある「デビルマン」に影響をうけた作品の中で、「デビルマン」を越えてたいける可能性のある数少ない作品だと思います。
完結すれば……。
完結してほしい。
けっこう、わたしは、この作品と「ファイブスター物語」は、連載を立ち読みしながら、涙ボロボロ状態です。
ときには、永井豪のデビルマンの構図すらそのまま使っています。
うん、でも、あの襲撃のシーンは、あの描き方しかないのかも。
ただ、やっぱり、この「デビルマン編」は、明のキャラクターが強くて、アモンは引っぱられ気味だったような気もします。
作家としては、でも、このあたりが1番描いてみたかったところなのかなぁ。
ということで、ここにも、あの永井豪の名作の影響を受けた人みっけ。
へー。
こんなアメコミみたいな日本のマンガがあるのかぁ。
というのが、第一印象。
これが、1話完結のお話ならば、たいして面白くないと思いますが、しっかりとストーリーの続いたお話で、いい感じです。
人間と悪魔。
本当は、どちらが危険で、邪悪なのか?
デビルマン的な暴走した展開になってほしいです。
岸 虎次郎 / 集英社(2003/02)
Amazonで詳細を見る
Booklogでレビューを見る by Booklog