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クク

ゲーム会の最後は、たくさんの人が参加する「クク」と決まっています。
いや、決まってないけど……。ククだといいなぁ(笑)

たくさんで、サクッとできるゲームなので、わたしは大好きです。

そういえば、今回の「クク」は、グランペールの「ククカード」ではなくて、旧版の緑色の箱に入っている「クク」でした。

ということで、今回のククですが、1人で大勝ちしている人がいて、……とっても、うらやましかったです(笑)
なんか、勝った1人がチップ総取りですから、それを2回も連続でやると、もう大富豪。

わたしは、何とか「子どもの時間」のあいだは勝っているのですが、大人の時間になると、てんで……。

でも、最後の最後に見せ場がありましたよ~。
なんとか、生き残っての1人勝ちの人との一騎打ち。
親は、わたし。

「どうぞ。クク!(早)」

こんな状況で、ククのカードが手に来るなんて、なかなか出来過ぎでした。

なんか、いろいろドラマがあるよなぁ。と思う、「クク」でした。

旧版の「クク」は、数字のカードと強さの数字の数が違うんですよねぇ。

「3だ!」

「8だ!」

というときに、カードの数字を言う人と、強さの数字を言う人がいて、ちょっとややこしい。

でも、実は、わたしはこっちのカードで育ったので(笑)、新しい「ククカード」だと時々、チェンジ、ノーチェンジの境目を間違えてしまいます。

そんなことないですか?

おてばん,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,2004年10月おてばんおてばん,ゆうもあ,カタン,サンクトペテルブルク

サンクトペテルブルク

話題のゲーム「サンクトペテルブルク」です。

わたし、このゲームは、実は『ゆうもあ』の岡山でのゲーム合宿で遊んだのが初プレーで、そのとき2回遊んでいます。
そして、今回は、3回目。

にも関わらず、いまだにこのゲーム、遊ぶときにはインストをしてもらわないと遊べません……。
人にインストするなんて、とても無理です……。

うーむ。
これは、「カタン」を遊びはじめた感覚に、ちょっと似ている気がしますねぇ。
だから、後、何回か遊んでルールが見えてきたら、パアッと世界が広がるかもしれない……。

でも、実は、今のところは、わたしにとって、ちょっと重いゲームなのです。
というと、周りからは、

『サンクトペテルブルク』は、重いゲームじゃないよ。パソコンで遊べば、1ゲーム15分ほどで終わるぐらい軽いゲームだよ」

と言われてしまいますが(笑)

うーむ。重いというのとも、ちょっと違うか……。
なんというか……そうそう、「計画性」が必要なゲームなんですよ、「サンクトペテルブルク」は。
だから、刹那刹那を生きているわたしには、少し難しいという……。

ゲームは、4つのラウンドを繰り返すことで成り立っています。
4つのラウンドは、それぞれ、「職人ラウンド」、「建物ラウンド」、「貴族ラウンド」、「交換ラウンド」と呼ばれて、それぞれ、「職人カード」、「建物カード」、「貴族カード」、「交換カード」を購入していくことによって、ゲームが進んでいきます。

「職人カード」は、お金を生み出してくれるカードです……。

てな具合に、ルールを書いているだけで、わたし的には、すでに飽和状態になってきています。

やってることは、カードを買って、そのカードに書かれている通りのお金を得たり、点数を得たりということだけです。
だから、プレーしているときは、そんなに困らないのですが……。

でも、けっこう、このゲーム定石があるようです。

「ここは、職人は取れるだけとっとかないとだめですよ」

というような、ルールではない決まり事(そうしないと勝てなくなる?)が、けっこうあるようで、そのあたり、ちょっと、初心者や、一見さんはおことわりのゲームなのかなぁ。

いろいろ教えてもらいながらのプレーでしたが、言ってもらっているアドバイスの半分以上の意味がわからないでは……。

多分、ある一定のレベルを超えるとすごく面白くなるゲームなんだろうなぁという気はします。

でも、今の環境で、そこまで行くかは……。
積極的に、機会があれば、遊んでみたいと思います。

英語のコンピュータ版のがフリーで遊べるそうです。
英語か……。導入までに、手間がかかりそうだな……。

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ムガル

「乗車券」に続いて、割と積極的にやりたい鉄道ゲーム第2弾(笑)「ムガル」です。

といっても、このゲームは、何で題材が鉄道の会社の必要があるのだろうか?と疑問に思うぐらいに、鉄道とはかけ離れた株の売買のゲームです。

このゲーム、順番にお金を競り上げていくブラフチックなところがあるので席順はけっこう重要です。

前の人が、あんまりはったりにのらずに、お金をとっちゃう人だった場合、こっちに全然、お金がまわってこないことになります。
わたしみたいに、隣が、すぐにお金をつり上げる人だった場合は、けっこう、お得な気がする(笑)
いや、隣がどんなプレイスタイルかというのを分析するところから、ゲームは、スタートしているのかもしれません。

このゲームで、やつぱりよくできているなぁと思うのは、最終的に競り落とすものが、「そのカードをもらう権利」と「自分の株券を売る権利」であるというところです。
最後まで、競りに残った人が、どちらかの権利を選んで、2番目の人が自動的にのこった方の権利を手にすることができます。

相手がしたがっていることを読んで、2位で降りるというのも手ですし、いろいろな考え方ができます。

今回は、わたしは、小さい株でも、売れるときに売れという感覚でプレーしました。
うむ。いいところなしでした。

今回、いいところがないまま終わるのか?

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暗闇のフロア

「暗黒のフロア」は、「マクレガー」みたいな感じの鬼ごっこのゲームです。
オバケにつかまらないように、オバケ屋敷を駆け抜けていきます。

ただし、「マクレガー」や、「スコットランドヤード」のような、鬼ごっこゲームとちょっと違うところがあります。

「マクレガー」や、「スコットランドヤード」の場合は、プレーヤーは、鬼役と逃げ役にわかれて遊ぶわけです。
でも、「暗闇の大広間」の場合は、全員、逃げ役をします。そして、鬼役のオバケは、なんと自動的に動くのでした。

自動的に……つまり、ある一定のルールに従ってです。

モンスターは、まず、前と左右を確認します。そして、そこにプレーヤーを見つければ、方向転換をして、前進してきます。
索敵中に、2人以上のコマを見つけたらより近い方に、同じ距離ならそのまま向きを変えずにまっすぐ進んでいきます。

プレーヤーは、確か移動力が違ういろいろなコマを率いて、全員脱出させたプレーヤーが勝利だったかな?過半数だったかも(笑)

プレーヤー側のコマの移動力は、固定です。
すべてのプレーヤーがコマを動かすと、厳かに、オバケが動き出します(笑)
オバケの移動力は、カードを引いて決めます。たまに、「コマを2つ捕まえるまで」とかいうひどいカードもあります……。

えーと、最後の手番のプレーヤーは、はっきり言ってオバケの動きが読めるので、お得です。
だから、そうならないように、ラウンド開始プレーヤーは、移っていきます。

ちょっと、パズルチックなゲームですが、ルールだけ聞いていると、子どもでも、キャーキャーと盛り上がれそうなゲームです。

あと、ワープポイントとか、ツルツルの滑る床とか、岩とか、楽しいギミックもたくさんあって、楽しませてくれます(特に、ワープ)

ということで、ゲームスタート。
パズル。ランダム性は、あんまりなし。そして、最後に近いプレーヤーは、オバケの動きを制御することができます……。
あっ、こんなパズルゲームの場合、ゲーマーは……長考型の難しいゲームになってしまった。

考えてないのは、りんだけだという……。勝てませ~ん。

ちょっと、ランダムな軽くなる要素が欲しいですね。

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6ニムト

定番ゲーム「6ニムト」です。

きっちり点数つけて、時間をかけて何回も遊ぶのも楽しいですし、今回みたいに、時間調節のために、サクサク遊ぶのも楽しいです。

今回は、プレーそのものではなくて、けっこう楽しい情報を聞いたので、そっちをレポートです。
まあ、事実確認はできていませんので、この情報が本当かどうかは、読んだ方が自分で調べてご判断ください(笑)いい加減な話やね。

えーと、「6ニムト」なのですが、2通りの遊び方があります。
1つは、104枚のカードを1人10枚ずつ配って遊ぶいつもの遊び方です。
それから、もう1つは、2~6人用のバリアントルールです。これは、104枚のカードのうち、プレーヤーの数に応じて、使うカードを限定する遊び方です。
プレーヤーの数の10倍までの数字のカードと、それプラス4枚のカードだけで遊びます。

後者の遊び方は、必ず、どのカードがゲーム中に使われるのかが、明らかになっています。
必ず、「1」が1番小さいカードになりますし、どのカードが1番大きいカードかも全員にわかります。
ランダムな要素が減って、カウンティングができるようになるのです。

これは、けっこうシビアな遊び方。まだ、わたしは遊んだことないですね。
あぁ、10人のときは、すべてのカードを使うけど……カウンティングなんて関係のないゲームになっている気がする(笑)

さて、今回、「おてばん」で聞いてきた情報によりますと、

「本当は、カードを選んで遊ぶバリアントの方のルールが、2~6人で遊ぶときのドイツでの正式なルール」

なのだそうです。
そして、いつも遊んでいる104枚のカードすべてを使う方法は、日本語訳のルールを作るときに、そっちの方がおもしろいだろうということで、訳した方が付け足したルールなのだそうです。

へえーへえーへえー(笑)

初期の「ミッドナイトパーティ」の好きな色のお客さんゴマを動かせるというのも、大人が遊んでも面白いようにするための日本での改変だったという話を聞きました。
それと、よく似てます。

確かに、「赤箱ニムト」なんかを遊ぶと、キチキチのけっこうシビアなゲームなので、この「軽い」ルールは、後からつけたものといわれると、そんな気がしないでもない。

でもこれ、本当なんでしょうか?
もとのルールを読めばわかるんでしょうけど、

あと、わたしは、数字の小さいカードは、みんな最初に処分するもんだと思ってました。
特に、「1」なんて、いつまで持っててもしかたないじゃないですか(笑)

だから、誰かが最初に「1」を出してくれるものと思って、小さい数字の処理にいったのですが、あっさりかわされて、いきなり最初から取る羽目になってしまいました。

誰も、「1」持ってなかったのかな?

とか思っていると、途中で「1」出てきていたし(笑)
最初に、「1」を処理するっていうのは、セオリーではないのかな?
それとも、そんなセオリーをゲーマーは逆手に取りますか?