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どろろと百鬼丸伝4

「どろろとみおの伝」が丸々全部。そして、「会遇の伝」の序章が入ってます。

「どろろとみおの伝」は、やりきれない話だよなぁと思いながら読んでたら、それなりの明るい終わり(?)になって、驚きました。アニメ版のどろろの終わり方は、もはや記憶にないのですが、もっと悲惨な話だったような気がします。
たしか、原作でもみお死んでいたよねぇ……、と思って原作を見直したら、これ、どろろと百鬼丸が出会う前の話でした。

このマンガでは、なんらかの「救い」が欲しかったのかも。

そして、「会遇の伝」。体を取り戻すたびに弱くなっていく百鬼丸と、体を失うたびに強くなっていく多宝丸みたいなことになっていくのかな。
それは、もえる展開です。

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一輝まんだら1 手塚治虫文庫全集

はじめてよんだお話です。
作風とかから、「アドルフに告ぐ」の後の大人向けの作品群になるのかとなんとなく思いながら読んでいたのですが、「ブッタ」とか「三つ目がとおる」と並行してかかれた作品のようです。
義和団の乱からはじまって、この北って、北 一輝かな。そうすると、二・二六事件までぐらいの話になるのだと思います。

「一輝まんだら」という題ながら、北 一輝が主人公というわけでもないところがおもしろいですね。
さて、わたしの北 一輝のイメージは、「帝都物語」の魔道師のイメージです。今丁度、「邪神たちの2・26」を読んでいて、これも魔導師のイメージですねぇ。でも、このマンガは、人間・「片目の魔王」北 一輝をみせてくれそうな感じです。

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どろろと百鬼丸伝3

原作のパパは、百鬼丸が生きていることを知ると、ちょっと、なやんで受け入れたがっていた天馬博士的な立ち位置だと思っていたのですが、「どろろと百鬼丸伝」のパパは、そうではなくて、なかなか、自分の欲望に潔い感じです。
うーん、原作のあの弱さが、人望にもつながっていたような気もするので、その部分がなくなっちやうと、ちょっと物語としては退化している感じがします。

まあでも、いろいろなことがせからまってきて、おもしろくなってはきました。
「どろろ」って、なかなか完結しない印象があるので、これは、最後までいって欲しいです。

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ぼくの孫悟空2 手塚治虫文庫全集

いや、なんというか、今読んでおもしろいかどうかは別として、感心する。
そのなんていうか、あくまで、今のマンガとして、「ぼくの孫悟空」をかいているたんだというその態度に。
だから、よけいに古くなってしまうというのはあるなぁ。1950年代の「今」だもんなぁ。

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どろろと百鬼丸伝2

消えたので、書き直しです。

アニメの原作というわけではなくて、これはこれで、独立したお話です。
琵琶丸にも、なんか、いろいろ設定がついてるみたいですね。晴明?陰陽師か?

そして、多宝丸も、ちょとおもしろい感じの設定ついているな。でも、多宝丸は、普通の人間であった方が対比できる気がする。