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宮沢賢治の青春 "ただ一人の友"保阪嘉内をめぐって

コレ、いい。
だれか、コレを原作にして、小説かマンガをかいて欲しいです。
そのとき、その作品が、やおいよりになってもいいや…とか、極道なことをちょっと思ったりもしました。
やおいの表現ていうのは、行為そのものが大事なんでなくて、それぐらい強い思いなんだということをわかりやすく表現するためのものなんだと思います。

この解釈が正しいかどうかは、僕らみたいな人間にとっては、実は、どうでもいいんです。

ただ、ここで書かれる宮沢 賢治は、今まで見たどの宮沢 賢治よりも、素敵で魅力的です。
等身大であり、悩む人でありながら、純粋で神聖なところも、ちっとも失われていない。
すばらしいです。その迷いが、いつまでも人を引きつけるという解釈も、とても好きです。

この手の評論の本って、情感にうったえるものよりも、知識が増えたという感じのものが多いのですが、これは、心にグッときました。
馬場 あきこの「鬼の研究」に匹敵する名著です。

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ハチワンダイバー21

またまた、2巻同時発売です。
ノってるな~。

だいぶ、鬼将会に近づいてきた感じがします。
そして、近づけば近づくほど、わけがわからない。

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あひるの空31

今まで、負け続けだったチームが、1回負けたら終わりのトーナメント戦に挑んでいきます。

1年生、2年生、3年生、それぞれの景色があって、それぞれの目標や思いがある。
チーム一丸といっても、それぞれの立場によって、やっぱり変わってくるののはある。そんな当たり前のことを、ものすごくうまくかいてます。

そして、勝つところと負けるところ、2倍や、3倍の力の差があるわけでもないということも。
でも、その少しの差が大きいということも。

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ノラガミ1

「アライブ」のあだちとかの新刊。

絵が、まるで田島 昭宇のようにシャープになってますね。お話的にも、アライブより好みのタイプの話です。

平行して読んでいこう。

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XENON-199X・R-8

大の話に一区切りがついた感じです。結婚式って、いきなりすぎですが(笑)でも、今、ここでかいておかないという感じも伝わってくる気がします。
一区切りついたけど、このまま大が、知らんぷりをできるわけもなく、これで終わるとは思っていませんが。

そして、鋼の話も繋がってきて、伝えたいことを、ぶち込めるだけぶち込んできてます。

最後まで、走って欲しいです。でも、あとがき読むと、一時休載?