永井豪,読書日本文芸社,永井 豪,激マン!

激マン!2

週刊誌連載3本とか、4本とか、ほんとうにすごいですよねぇ。
絵のクオリティが今の時代ほどもとめられていない時代とはいえ、むちゃくちゃなのは確かです。

しかも、そこから、傑作が生まれているという。
このパワフルさ。時代が生み出したものなんでしょうか?

ところで、「少年ヨンデー」に無茶言ったシーンは、上手にスルーしたな(笑)
これが、年齢と共に手に入れたテクニックか?

真島ヒロ,読書真島 ヒロ,講談社,講談社コミックス,FAIRY TAIL

FAIRY TAIL 24

エドラス編終了。S級魔導士昇格試験編へ。
そして、ガジルにもネコが(笑)

しかし、24巻目にして、ものすごく盛り上がるお話とかありながら、あんまりストーリーが動いている感じがしないのはなんでだろう?
けっこう、伏線の回収が、あっさりしすぎ?

カバーをはずしたところの設定って、けっこうヤバいのでは。

羽海野チカ,読書ジェッツ・コミックス,マンガ,白泉社,羽海野 チカ,3月のライオン

3月のライオン5

カラー口絵(あかりさんの方)を見て、カラーイラスト集が出たら絶対買ってしまうと思った5巻でした。

内容が、エピソード1つ1つ、バラバラなような感じもするのですが、ものすごく深くてつながっていて、ドキドキします。

夜のれいとひなちゃんのやりとり。読者が、物語に救われる一瞬というのが確かにあって、その1つだなぁと、色々おもいだしながら感じました。

今まで、わたしのなかで、救われたなぁと感じたマンガは、坂井 久仁江の「花盛りの庭」のシリーズだったのですが、これもそれに匹敵するぐらいのポテンシャルを秘めています。

柳沼行,読書ふたつのスピカ,メディアファクトリー,リアル,柳沼 行,MFコミックス

ふたつのスピカ15

最後の1人が決まって。

もちろん、はじめから、決まっていた気もするのだけれど、それでも、なんていうか、ちゃんとそのことに説得力をもたせたなぁと思います。
学校から飛び出して、リアルな世界へ。

あと1巻で、ラスト。

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ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島

「ナルニア」映画3作目、見てきました。

なんか、ディズニーが手を引くとか何とかで、第3部は、オリジナルの完結編になるとかなんか聞いたような気がするのですが、結局、ディズニーは手をひいて、普通の続編が出てきた感じでした。

邦題も、「アスラン王と魔法の島」なんていってますが、これ、原題は、「THE VOYAGE OF YHE DAWN TRADER」で、内容も、「朝びらき丸、東の海へ」でした。
まぁ、「朝びらき丸」っていう名前が、あまりにも、格好良すぎるということや、「東の海」って原題のどころにあるの?ということなんかもあって、映画の方の邦題はかわったのかな。
しかし、原題からは、かけはなれた邦題になったなぁ……。

お話は、今まで読んだナルニアのなかでは、1番単純で、おもしろくなかった印象をもっていたもので、実はこれ、「朝びらき丸、東の海へ」の映画化だとしっていたら、見に行かなかったかも。
てっきり、オリジナルで大団円にもっていくものだと思って見に行きました。

で、あんまり期待せずに見に行ったのですが、実はコレ、前2作よりも、おもしろい映画でした。

多分、ものすごく単純なお話なのですが、そのお話の単純さが、映画にむいていたのだと思います。映画を見て、今回は、「??」となる部分が少なかったと思います。
まぁ、今までは、原作を読む前に映画を見に行っていて、今回は、逆になったという部分もあって、判断は難しいところかもしれませんが。

もちろん、映画の独自エピソードとしての時代背景や、エドマンドの大人へのあこがれなんかは、けっこう1作目から上手につくられていたのですが、なんで、ルーシーが、ムーミンのような女の子でなければいけなかったのかとか、そういうこれまでけっこう謎だった(?)部分も、伏線だったんだなぁと思わせる良い物語でした。

最後の世代交代まで、けっこうしっかりと楽しみました。

まぁ、唯一の不満というか、未消化なのは、リリアンディルですねぇ。あれ、白い魔女の化身だとしか思えなかった……。たしか、原作では、カスピアンの嫁ですよねぇ。

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2011-12-14