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ウィンターズ・テイル 上

「チャールズ・ディケンズの奇怪な登場人物、ガルシア・マルケスの魔術的リアリズムの手法、ジョン・アーウィングの悲喜劇性、トールキンの神話創造力」

なんて、紹介のされ方をしていますが、そのどれとも、とてもかけ離れた1つの才能だと思います。

でも、この才能は、若干、ムラがあるような気がします。
いや、わたしの方で、この才能を受け入れる下地が充分にないだけかも。

大人のファンタジーです。本当の意味で、「大人のための」というのは、実はあんまりないのかも。これは、多分、「本当の意味で大人のための」ものです。
大人でないと、理解不能。

こと恋愛に関するお話、運命の2人が出会ってからは、メチャクチャ面白いのです。でも、その前段が……辛い。この前段が、ものすごく大切で、出会ってから後の2人を方向付けていることもわかるのですが、それでも、辛いのです。

これは、ヒロインのベヴァリーが、輝いているだけに、余計に辛い気がします。

そして、お話は、いきなり未来にいくし。

なんか、面白そうになったところで、はぐらかされている感じがすごくします。

司馬理英子,読書のび太・ジャイアン症候群,主婦の友社,子ども,教育

ADHD のび太・ジャイアン症候群 新版

10年前に、この本の旧版と、1人の男の子に出会ったのことが、思えば、ADHDとの初めての関わりでした。
その頃は、ADHDという言葉もしらなかったです。

少しずつ、世間的にも知られてきたと思うのですが、また、教育(行政)の流れとしては、この子たちが、生きにくい方へと動いていっているようで、つらいです。

子どもたちが、笑顔で過ごせる世の中を。

小野不由美,藤崎竜,読書ジャンプ・コミックス,小野 不由美,屍鬼,藤崎 竜,集英社,魔性の子

屍鬼4

死人サイドの様子が、はじめてかかれた巻です。

これをずーーっと、かかずにやってく方が怖いと思っていたのですが、そうすると、ストーリーは、ものすごくわかりにくく、無駄に長くなっちゃいそうな感じですからねぇ。

小野 不由美は、「魔性の子」しか読んだことがないのだけれど、けっこう、たんたんと酷いことを書いていく人ですねぇ。原作読んでないので比べられないのですが、原作も、こんな雰囲気なんでしょうか。

志水アキ,読書メディアファクトリー,三国志,志水 アキ,怪・力・乱・神 クワン,異郷の花,MFコミックス

異郷の花 三国志連作集

「怪・力・乱・神 クワン」と違って、ほぼまったく怪力乱神の出てこない志水 アキの三国志です。

まあ、短編なので、それなりなのですが、けっこう好きです。
特に、孟獲の話と簡雍の話が、まあ、よくあるパターンといえばそうなのですが、好きです。

森下裕美,読書ここだけのふたり!,アクションコミックス,双葉社,森下 裕美

ここだけのふたり!8

あっ、今、本棚で旧版を9巻まで見つけました……。

そこまで、読んでいたのか……。

わたしの記憶って……。