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奇子2 手塚治虫文庫全集

あれ、こんな話だったっけ?
というのが、正直なところ。

おばあさんだけが残っても、天外の家に未来はないだろうと思うのだが、それでも「家」が大事なのかねぇ。そういう時代だったんだとしか、今の僕らにはわからない。

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奇子1 手塚治虫文庫全集

なんか、蔵の中で育った色白の子というイメージしかなくて、こんな政治がからんでくる話だったのは、まったく覚えていませんでした。
手塚 治虫のグロテスクなところと、色っぽいところ、硬派なところが、うまくちょうど良い具合にブレンドされていると思います。

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ぼくの孫悟空1 手塚治虫文庫全集

手塚版の「西遊記」といえば、アニメの「悟空の大冒険」をお思い出すわけです。あの八戒が車に乗っているやつね。
あれよりも、大分、真面目です。

沙悟浄が、カッパでないあたりが、手塚のこだわりだなぁと思います。

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ふしぎな少年 手塚治虫文庫全集

テレビドラマの方は、「懐かしの…」みたいな番組でちょっと見たことがありますが、原作は初めてです。
けっこう、すごいアイデアで、多分、時間を止めた初めてのマンガではないかと思ったりします。

まあ、無理矢理伸ばしたせいで、四次元のおねえちゃんのところとか、ところどころほころびはあるのですが、それでも充分おもしろいです。
四次元のおねえちゃんは、けっこう憧れのまとだったりします。

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すすめロボケット2 藤子・F・不二雄大全集

多分、イメージとして「鉄腕アトム」があるのかなぁと思います。でも、それより日常よりな感じ。
これをどんどん日常に近づけていって、「ドラえもん」までいく感じなのかなぁと思ったりします。

ある意味、手塚 治虫はあらゆるジャンルのアイデアがかけて、それをそれぞれのジャンルごとにわけてかけたけども、藤子・F・不二雄の場合は、そのジャンルの垣根をどんどんなくしていった感じなのかもしれません。
だからこそ、読みやすい。でも、だからこそ、どれを読んでも同じテイストな感じも受けてしまうところもあるのかも。

もう、ロボケットの顔がねぇ、格好いいよりも、愛嬌に寄ってますよねぇ。