HELLSING9
それぞれに、いい感じで、キャラクターが立っています。
そして、ズーッとテンションの高いクライマックス。
牙を隠しながら磨いてきたウォルター。
裏切りを超えるインテグラ。
「人間」として生きる少佐。
それぞれに、業が絡みあっています。
自らが呪われた存在だと知りながら、それでも神に忠誠を誓い、救われないと知りながら、喜々として自らの義務を果たす。
本来なら、狂信の先には、「救い」があるはずなのに、それすらない。
それなのに、彼らは、何を求めて狂信するのか?
ということで、熱心党の人たち、とくにアンデルセン神父に1票。