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おおきく振りかぶって22

だれなら、どんな選手なら、三橋のまっすぐの秘密がわかるのかというのが、作者の中に明確にあるようですね。
秋丸の場合は、目が良いということになるのだと思います。だから、榛名の球も捕れるしと、ものすごく一貫している。

それが本当にリアルかどうかよりも、一貫していてリアルと感じさせられることでこのお話の厚みは出来ている気がします。
あと、わたしの中の腐な部分が、大喜びしています(笑)

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おおきく振りかぶって21

サインなしで、速い球を捕れるというのも凄いんだけど、そこだけに注目するのではなくて、それ以上に、椎名という人間の性格、秋丸という人間の性格、そそれぞれのかき方がうまいなぁと。
そうして、そういう性格だからこその長所も短所もある。

この物語って、子ども達をかきながら、あくまで視点は大人というか監督な目線なんだなぁと思います。

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おおきく振りかぶって20

この人のこの1人1人キャラごとに、コイツはここまでわかっているけれど、これについてはわからないという細かいかき分けは凄いなあと思います。
全員が、ちゃんと違うこと思っている。それって当たり前のことなんだけれど、なかなか、そこまで丁寧にはできないことでもあります。

しかも、その選手達の後ろに、ちゃんと親や家の姿も見えてくるんだから、本当に凄いことです。
そして、だからこそ、なかなか時間が進まないよねぇ(笑)

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おおきく振りかぶって19

ここで、「おおきく振りかぶって」というタイトルがやっと活きてきた感じです。
なんだか、他校との交流とか、ああいうところリアルだなぁと思います。

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ネオ寄生獣

いろいろなマンガ家のかく、「寄生獣」アンソロジー。
マンガが30年ぐらい前?映画とアニメですら1年以上前。わたしは、アニメ版が結構好きでした。アニメ化・映画化あたりで、アフターヌーンに載った作品がまとめられた感じかな。
まあずっと、それなりに人気はあったと思うけれど、メチャクチャ盛り上がったわけでもないと思います。でも、「寄生獣」のアンソロジーかきたい人と言えば、こんだけの大御所が、今、かきたいと思うんだという凄さはあります。
うん、この影響力って、「デビルマン」なみのものではないかと思います。そういえば、「ネオデビルマン」なんて本もあったなぁ。あれとおなじ路線の企画です。

しかし、「寄生獣」古くならないよねぇ。

トップの萩尾 望都の「寄生獣」が、なんというか、ものすごい正統な続編で、それでいて萩尾 望都作品で、凄く良かった。後は、最後のやつが好きですね。非道いけど。1番笑ったのは、4コマの「しかしその日は」ってヤツでした。

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講談社
発売日 : 2016-07-22