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出会い系サイトで妹と出会う話

短編5つ。
表題作は、姉が出会い系サイトで妹と出会う話で、まあ、タイトルそのままです。何もかもを越えて受け入れ合えたのならば、それほど素晴らしいことはないと思います。

ほぼ、同じパターンな話だと思います。
基本、相手の気持ちがわからないから不安なんだけれど、どっちもラプラプな感じです。

こういうイチャイチャしている話は、実は結構好きです。
これね、この絵柄でずっとおだやかに年取っていくところも見てみたいマンガだと思った。

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多重人格探偵サイコ25

サイコ完結。
ちゃんと、ラストまでいってひとまずよかった。
でも、ルーシーがなんで人類にとって、重要人物なのかというのは、ちょっとわからないです。感情共鳴で集団自殺はすごいかもしれないけれど、それ、洗脳の研究とそんなに変わらない気がします。

「デビルマン」と同じで、人というのは形ではなくて心で、伸二や弖虎は人間になったけど、学窓は欲望に溺れて人間になれませんでした。なら、落としどころとして落ち着きはいいけれど、学窓の欲望も人間そのものという感じでかかれていたかも。

うーん、原罪のない人はいないということかなぁ。

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多重人格探偵サイコ23

詐欺ではなくて、次巻で本当に完結。
設定や伏線は、あんまり回収しなくてもいいと考えている大塚 英志が、どんな結末をつけてくれるのか。

さて。それでも、完結まで紡がれた物語はしあわせです。マダラの続き読みたい。天使篇だけでもいいから。

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鈴木さんにもわかるネットの未来

ラジオの「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」が楽しくて、良く聞いています。
ジブリプロデューサー見習い(今でもか?)の川上 量生が、ジブリプロデューサー鈴木 敏夫にもわかるように書いたネットの未来。
まあ、川上 量生といえば、現KADOKAWAのトップですよ。ニコニコ動画を作ったドワンゴの会長さんでもあります。
ものすごく、賢い人であるということは確か。

まあでも、この人が考えているのは普通のわたしらからしたら、裏技みたいな事なので、みんながみんな、こんなこと考えたら、それはそれで困る気もします。

ピットコインが、電力などをはじめとするの無駄なリソースを食い潰している問題は、いつかなんとか解決されるのだろうか?

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光圀伝 下

ひたすら、愛する者、大切な者を送る人生だったなぁと。
あぁでも、最後は、大事な人のひざの上で逝ったんだから、それはそれで、良い人生だったかな。

そして、未来が見えているような登場人物たち。もちろん、作者には見えているんだけれど、そういう思いをもったものたちが種として育ったからこそ、その未来が来たとも言えるのかも。