ONE PIECE 45
ウォーターセブン編が、この巻で完結です。その後始末と、新しい冒険へのプロローグという感じ。
しかし、45巻。突っ走ってきただけに、けっこう忘れているエピソードとかも多いですねぇ。
もう1回そのうちに読み返さないと……。
そういえば、奈々なんて、わけわかんないワガママで、なのに、みんなからも大事にされて……。奈々を可愛がるナナの気持ちがわからない!
みたいな感想を読んだことがあるような気がする。
でも、奈々にしろ、ナナにしろ、一生懸命生きているなぁというのは伝わってきます。
まあ、リアルな奈々や、ナナが、わたしの近くにいたら、優しくするのは難しいと思いますが……。それでも、その一生懸命さを想像できるかもしれない。
次の巻からは、ナナの方の物語も動き始めるみたいで、期待大です。
しかし、淳子の部屋のイラスト……。あぁ、あの2人は応援したくなるカップルだったのね(笑)
主人公の受難は続く(笑)
幸子の「わざとだよ?」にやられてしまう章司。わたしも、やられてしまいました(笑)これは、弱いわ。
しかし、奈々は、章司と別れたら、とたんに東京にいる理由がなくなってしまいます。
1巻は、プロローグ。奈々とナナが出会うこの巻から、本当の物語は動いていきます。
これが、すごくいい。
奈々の回想っぽいモノローグが、ところどころではいるのですが、それがわたしには、なんとなく、もういない友だちに話しかけているような感じがします。
ただ、これは、人によって受け取り方は違うのかもしれません。
まるで友だちがとなりにいるようにと感じる人もいるのかも。
奈々とナナの対比がおもしろいです。
自分の話ばっかりしている奈々。でも、その話を振ったりしているのは、ナナの方なんですよねぇ。
だから、実は、奈々の方が一緒に住みたがっているように見え待てすが、同居人が見つかってホッとしているのは、実はナナの方じゃないかと思ったりします。
しかし、このマンション、無人なのか?
大丈夫か?コンサートって。