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新ロードス島戦記6 終末の邪教 下

完結です。
ソード・ワールドも、2.0になり、フォーセリアのサーガは、これからどんどん完結にむかっていくようです。
そうすると、ケイオスランドや、イーストエンドは、どうなるんだろう?まあ、まだ語りはじめられていないイーストエンドはともかくとして、ケイラスランドの物語については、ちゃんと続けて語られてほしいものです。

なんていうか、スパーク、逞しくなったねぇというのが、今回の感想です。
ロードス島戦記のリプレイの3巻目ではじめてスパークに出会ったときは、こんなに大きなキャラクターになるとは思っていませんでした。

ラストちかくのページの美樹本 晴彦のイラストでも、そのたくましさは感じられました。

ロードス島のお話の中では、「ロードス島伝説」が実は1番好きだったのですが、今回、この「新ロードス島戦記」も、かなり好きです。
とくに、いつもお話の終わりで、一件落着かと思うと不幸が押し寄せてきて引くという展開が、なかなか、魅力的でした。

邪悪の存在を認めて、それをある程度は受け入れていくという、このマーモの考え方は、ただただ否定していくよりも、大切な考え方だと思います。

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新ロードス島戦記5 終末の邪教 上

ロードス島戦記の最後を飾る物語は、上下2巻です。

そして、上巻の最後の章は、「公国滅亡」。
つくづく、スパークくん、不幸です。

しかし、ロードス島の統一王が出て、最後になるのかと思っていたのですが、そんなことは全然なさそうですね。

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始皇帝暗殺 小説

けっこう、ノベライズの荒俣 宏は、おさえて書く傾向があるなぁ。画面をなぞっていくのに専念するみたいな。

民族的な違いがあるせいかもしれませんが、イマイチ、登場人物たちの動きがよくわからない。とくに、なんでこんなにモタモタしているかが……。

特によくわからないのは、ヒロインの趙姫。
結局、なにがしたかったのか、なにをさせたかったのか……。だれのことを思っていたのか。

まあわかったのは、「アルカサル-王城-」と同じく、支配者は孤独だということですね。

松岡圭祐,読書ダイヤモンド,松岡 圭祐,角川文庫,角川書店,霊柩車No.4

霊柩車No.4

いや~、遺骨でダイヤモンドって、本当にあるんですねぇ。
ちょっと、ビックリしました。どうも、中身が本当に遺骨かどうかは、あやしいものみたいですが。

しかし、もし本当に、遺骨からダイヤモンドが安価で生産されるのなら、今回みたいな使い方も、別に間違ってないんじゃないかと思うわたしは、鬼畜ですか??

悪の組織クタラスコープというのも、けっこう笑わせてもらいました。
この女、なんで、病院で入院なんかしてたんだ??とか、なかなかに、ツッコミどころ満載な感じ。でも、これぞ松岡節なのかも。

水野良,読書ロードス島戦記,新ロードス島戦記,水野 良,角川スニーカー文庫,角川文庫,角川書店,魔法戦士リウイ

新ロードス島戦記4 運命の魔船

とうとう真の敵が出てきた感じです。

魔法戦士リウイ、ロードス島ともに、グランドフィナーレ。そして、ソード・ワールドは、フォーセリアから次の世界へという感じなんでしょうか?

しかし、リウイも、スパークも、最後を飾る英雄は、けっこうモテモテですねぇ。