犬ガンダム 宇宙編
えーと、なんで、民芸品なんだとずっと思っていましたが、サルボボ、ダルマと大うけでした。
特にサルボボは、本当にゲルググに見えてくるし……なんか、名前も似てるし(笑)
しかし、最後、あの人たちまで生きていたのはビックリしました。すげえなぁ、唐沢なをき。妥協をしない男だ。
あと、犬は別にどうでもよかったのですが、なぜか、フォウ犬にだけは激しく反応していたわたしであった……。
えーと、なんで、民芸品なんだとずっと思っていましたが、サルボボ、ダルマと大うけでした。
特にサルボボは、本当にゲルググに見えてくるし……なんか、名前も似てるし(笑)
しかし、最後、あの人たちまで生きていたのはビックリしました。すげえなぁ、唐沢なをき。妥協をしない男だ。
あと、犬は別にどうでもよかったのですが、なぜか、フォウ犬にだけは激しく反応していたわたしであった……。
連載中は、「なんちゅうアホな…」としか思っていませんでしたが、こうやってまとまって読んでみると、かなり徹底しているのがよくわかります。
死なないと1回決めたら、絶対死なない。そして、それをストーリーに絡める……。どう考えても、最後には収拾がつかなくなっていくだろう。でも、その収拾のつかなさすらも、この人の芸なのだと。
深いのか?
いや、わたしは、富野さんがあてこすりをされているというのは、考えすぎだと思います。
そら、1巻目の衝撃からすると、落ちてしまうのは仕方ないと思います。
でも、プラモ使ったやつにしろなんにしろ、
「手を抜いてない!」
というのが、伝わってきて、熱いです。
そして、それが、アニパロが熱かった時代を思い出させてくれる気がする……。
あくまで、「カイは家族」、「ハジは恋人」というスタンスで、物語は語られました。
5巻、完結編です。
まあ、永遠を一緒に生きていくというのは、そんなにわるい終わり方ではないのかも。
それ以外のものは、失い続けていくことになるけれど。
でも、あのとき、ハジが最初に出会ったのが、サヤではなくて、ディーヴァだったら、2人の立場だけが入れ替わった、まったく同じ物語になっていたような気もします。
(あれ、ハジとサヤの出会いがかかれていたのは、「BLOOD+」ではなかったかな?)
そのあたりとか考えると、結局、彼女たちをつくりだした「人間」が、1番邪悪な気がしてきます。
それでも、殺しちゃダメだというリクの真っ直ぐさが、光っていたお話でした。