聖伝-RG VEDA-4 愛蔵版 CLAMP CLASSIC COLLECTION
キャラクター、人間関係が、本当に計算されて配置されています。
というか、昔読んだときは、本当に定規で引いただけなんじゃないかと感じていました。そこが、若干、不満だったりもしていたのですが、それは、無駄な配置がないということだな~と、今読むと思います。
キャラクター、人間関係が、本当に計算されて配置されています。
というか、昔読んだときは、本当に定規で引いただけなんじゃないかと感じていました。そこが、若干、不満だったりもしていたのですが、それは、無駄な配置がないということだな~と、今読むと思います。
今までは、簡単にローマに帰れていたルキウスだけど、帰れなくなる4巻目です。
ストーリーが動いてる感じがあって、わたしは好きだけど、もしかして賛否両論の巻かも。
映画で、温泉街の女の子と絡む話って、完全にオリジナルなのだと思っていたしたが、ちょっと、映画の元ネタでもあるみたいですね。
実は、「図書館戦争」が読みたいなぁと思っていた有川 浩。初読みです。
期待していた以上に、面白かった。まだまだ、おもしろい小説を書く人は、いっぱいいるなぁ。
ライトノベルがスタートでも、ラノベを越えていく人の作品というのは、読む価値があるな~と再確認。桜庭 一樹、冲方 丁、有川 浩と、なかなか、高確率でいい感じです。
最初読んだときは、「E・T」がしたいのかと思っていたら、途中で、「火星人襲来」みたいなパニック小説になったり、心理サスペンスっぽくなったり、いろいろ楽しませてくれました。
で、割とちゃんとSFしてるんじゃないかというところも、好感度高いです。
寄せ集め的な感じもあるのですが、そこが安心感にもなっていると思います。
そして、最後はこの人独特のところに着地した感じです。
うん、結構、硬派なところも好きです。
大人のライトノベルといわれて、納得です。
今、ちょうど有川 浩の「空の中」という本を読んでいます。で、その中に航空機のスペック問題のことが書いてあって、それ、逆から書かれたものをちょうど最近読んだと思ったら、野口 常夫さんと富野さんのこの対談でした。
おもしろい。
どっちの言い分も、あるよなぁと思いながら、しかし、富野さん、なんでこんな人たちと話しているんだろうと思ったりもしました。本当に、興味の範囲、この視野が広い。
このいろんなところに目がいくことが大切なんだろうなぁ。
CLAMPのよい子の原型は、玲ですね。
のち、「カードキャプチャーさくら」の小狼まで、実はこんな性格だとわかったときは、ちょっとのけぞった思い出があります。
学園ものなので、あんまり大きな事件は起きませんが、実は、この3人、結構、CLAMP史上でも、最強なチームなのかもと思ったり。
すくなくとも、頭脳戦では強そうです。